> 畝澄 (どうやら肩こりが寒さのせいだというのは違うらしい。只単に疲れていたのだろうかと思い直す。「え、だめでしょ。」此方の冗談に乗ってきた彼につっこみを入れる。先程肩を撫でられた際に身を捩っていたところ腰を掴まれ、キスがどうのこうのと彼が口端に唇を寄せてきた。擽ったさと、唇から微かに伝わる体温に心地よさを感じて自ら唇を重ねて笑んでみせた。)