ぼーいずにらぶってみますか?! 【BL/制限有】

>松田ｸﾝ

あｰ､彼女ねｰ。俺､そｰいう区切りつけないﾀｲﾌﾟの人間だから。
( 相手から投げ掛けられた唐突な問いに一瞬たじろぐも思わずふは､と笑み溢し。確かに傍から見れば所謂恋人とも言われかねない相手は幾人か居るのだが己の認識上は唯の友達。其れ故､彼女なんて者も存在する筈無く。再度くつ､と喉奥で笑い乍相手を見上げる態勢の侭視線向ければ「そんなの作ったって面倒なだけでしょ?」なんて。至って平然と。)

>吉良ｸﾝ

いｯ､てｰよ。
( 相手が雑誌を振り上げた為自ずと頭に感じる鈍痛。_何故こうも苛だっているのだろうか。先程から如何も当たりの強い相手の態度に対し何処か困った様に眉下げていれば続けられた”勉強”等というﾌﾚｰｽﾞ。流石真面目気質の相手だけ在って言う事が違う。常日頃から受験というものを意識してきたのだろう。唯､今迄己にとっては其れは別の話。卒業すら危ういという此れ又大変な現状を嫌でも思い出してしまったのか相手に背を向ける態勢で座り直し筒はぁ､と溜息一つ溢せば､「吉良ｸﾝのばｰか。勉強だけが全てじゃねｰのに。」なんて。負け惜しみとも捉えられる様な詩を不貞腐れた様に吐き捨てて。)

>白城ｸﾝ

え､白城ｸﾝ。其処で肯定なんかしちゃったらつまらないっしょｰ?
( 先程己が発した戯言にも動じる事なく､其れ処か軽くのってきてしまう目の前の相手。_此れが関西人という者なのだろうか。そんな様子を見ていたら思わず悪戯心が芽生えてしまうのも無理はないだろう。不意に相手が横たわるｿﾌｧの端へと腰下ろし筒背凭れへ片手預ければ前のめり､尚且つ軽く覆い被さる態勢に。其の侭の状態で相手の耳元へと唇寄せれば「この野郎ｰ。起きろっつの､白城ｸｰﾝ?」なんて割と大きめな声で。続け様に寝不足でさぞかし眠いで在ろう相手の肩を軽く揺すったり､腹部を軽く叩いたり等と如何にかして起こしてやろうと目論んで。)

( / 今の侭で鼻血ﾓﾝの素晴らしいﾛﾙですので気をつけるなんて言わないでください / 泣。此方こそうざ伽羅楠を宜しくお願い致します!では本体はこの辺でﾉｼ

>三梨ｸﾝ

おｰ､やっぱ寒い日には温かいﾓﾝだよなｰ。俺も淹れてこよっと。
( 視線に応える様に軽く理由混じりで続ければ徐にｿﾌｧから腰を上げ。傍からする､と抜ける様に移動すればｷｯﾁﾝへと足を進め。慣れない手付きで己のﾏｸﾞｶｯﾌﾟを手に取れば其れに注ぐ為の御湯を沸かし。_然し乍此れから先は如何すれば良いのだろうか。普段から自分で淹れる事が少ない己故､手探りで届く範囲の戸棚を漁れば其処に在ったのはなにやら紅茶が飲めるというﾃｨｰﾊﾟｯｸ。さも珍しい物を見つけたかの如く相手にも見える様ひら､と揺らして見せれば､「なｰ､三梨ｸﾝ知ってた?此れで紅茶飲めんだってｰ。」なんて初めての物を見つけたかの様に。)