古き良き日本の情緒の残る街、そこには万年枯れることのない不思議な桜、人々の願いを聞き入れ、願いに準じた力を与えるという『霊木』と呼ばれる大きな木があった。
『霊木』は神々や妖怪の住まう『霊界』へと通じるゲートの役割を持ち、たびたび妖怪や神々が『霊界』を抜けては街を、人々を脅かす。
そんな脅威から街を守る者達を『守り人』と呼び、それぞれが『神奏』と呼ばれる自身の願いから生まれ『霊木』によって授けられた様々な特殊な力を持っていた。
その守り人の中でも高位の『神奏』を持ち第一位の実力者である『最上位守り人』は『霊木』の管理と守護を任され、霊木を祀る神社にて居を構える…のだが土地柄故かそこには妖怪や神々、はたまた色々な事情を抱えた人々が集まってきて…
これは人や妖怪、神々による種族と血縁の壁を超えた『家族』の絆の物語…
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