主 2013-10-17 21:54:15 |
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郁斗
は?・・・狭くね?(怪訝そうな顔で相手に尋ねるも、仕方ねぇな、と相手のいるベッドへ寝転がって
「・・・おぉ、」ぎこちなくそれだけを述べれば、また席で本を読み始めて
「・・・甘えたそうな、寂しそうな顔。」つん、と相手の額を人差し指で突いてみて
「・・・汚いから。雑菌ついてんだろ」と視線を逸らしては、「・・・だーいじょうぶだって」血が滲み出てきたのを見て、慌てて絆創膏を貼ろうとし
「まぁな、冷やすなよ?」と相手の背中を温まるように優しく摩りつつ、「ん、そりゃー俺の体温だからな、」とにっ、と笑ってみせて
「・・・まぁ、確かにな。・・・すぐ消えるさ」否定する事もせず、相手を安心させたいかの様にぎゅっと抱き締めて相手の頭に顎を乗せ
「いやいやいや、・・・ねぇし」相手の腕をぷに、と触っては若干硬い腕にほら見ろ、と言わんばかりの顔で「俺とはな。・・・他の奴とだよ。」と溜息をつきつつ飴の包装紙をかさかさと解いて
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