...随分破天荒な事をしてきたんですね。 (一人で若い頃から放浪とは、其れならば親孝行をしたいと言う気持ちも理解出来る..気がする。「そうですか...まぁ無理のない程度に。」と言っては健気にも手伝うと言ってくれた相手に目を細めてはポンポン、と相手の頭を撫で、一緒にキッチンへと戻って行き。自分は居間の椅子に腰掛けつつ、食器を洗う相手の姿を何をするでもなく眺めて。思えばこんな風に人が居るのは初めてかもしれない)