( _何分経っただろうか。ボーッ、とした侭天井を見詰めて未だ鳴る腹の虫。そういえば相手は"吸血鬼"だと聞いたが何を食べるのだろうか。"血液"という言葉が頭を過れば何処か危機感を感じるもよく考えてみれば自分は気に入られている身。動物でも狩って食べるのだろうか、なんて適当に考えては無理矢理脳に納得させて。不意に窓外へ視線を遣るも流石森奥と言った所だろうか、遠くまで森が続いており。小さく眉を寄せて。