主 2013-10-05 13:40:36 |
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こんな美人と寝られるってのに何がいやなのさ。
(相手の不満そうな顔を覗き込み、上記のように問えば、やっぱり思春期の男児にはきつかったかなー。と思うも、彼の姿がかつて無くした弟と重なり、やはり自分が無防備な時は近くに置いておきたいと思ってしまう。隣の部屋にいては私が助けることが出来ない。あの子を通して弟の姿を見るなんていけないことだとわかっているのに。そんな自分に嫌になるもあの子を手放すことが出来なかった。あの子を救うためなら側に置いておくより、よい方法があるのに。どうしようもなく自分の弱さが嫌になる。『―――じゃあ適当になんか買ってくるわ。』と相手の顔を見ず告げれば歩き出し、『ちゃんと部屋にいるんだよ。』と後方、ルガに向けて彼の方を見ずホテルの鍵を投げる
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