- 魔術師の日常 -　.人数制限有.3l

>雨宮のお兄さん
めんどくさーい、ですの。私のお人形さん達を行かせればそれで解決するんじゃありませんの？
(相手の説明を聞くなり何とも面倒なその内容に取り繕う努力ひとつ見せず素直にそれを口に出せばカップをテーブルに置き、ソファの肘掛けに頬杖をつきながら口に先程の食べ掛けのチョコレートを放り込んで。正直自分自身が出向くのは面倒、ならばと指をぱちんと鳴らしふりふりとした可愛らしい洋服で着飾りながらも手に各々凶器を持った人形達を呼び寄せれば彼女らを手で指し示しながら応えて。)

>黒崎のお姉さん
まあ、いたいけなか弱い少女にぶりっこだなんて酷いですの！
(言い聞かせるような優しい口調で言われたからといって簡単に折れるつもりは毛頭なく、まるで罵倒された被害者を装うような悲しい表情を作りながら話すと口許に軽く手を当てて。しかしそうしているうちにあっさり去ろうとし始めた相手に急いでぎゅ、とコートの裾を掴み引き留めれば「置いていかないでー、ですの。」などと先程とはうってかわってにんまりと笑顔を浮かべながら呟いて。)