ぬし。 2013-09-23 19:47:44 |
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自国は夕刻、日も落ちかり暗くなり始め明かりの灯った研究室には二人の男の姿がある。一方は半袖のYシャツをラフに着た浅黒くガタイのいい大柄な男で、もう一方はスーツをきっちりと来た色素の薄いひょろ長の男、天宮月彦だった。大局的に見える二人は大学時代の旧友であり、双方とも考古学者であった。
「ふむ、これが遺跡で見つかったナイフと言うわけですね?なるほど、あなたが疑わしく思うのもムリはありませんね」
「そうだ、俺だって信用できんさ、いきなりこんな新品同然のナイフが遺跡から見つかったっていきなり言われてもよ、気心のしれたお前くらいにしか相談できる奴はいない」
二人の間に置かれているのは大柄な男が4千年以上前のものとみられる遺跡で発見された、刃が入っていないことから儀礼用のものと思われる1本のナイフ。刀身にはなにやら見たこともない文字が刻まれており、4千年以上前のものと思われる遺跡から見つかったとしては異常としか思えないほどに新品同然であった。
「本来なら信用したくもない話ですがあなたが嘘をいう人間だとは思えない、私の研究室ならば十分な機材もありますし、此方で調べておきたいと思います」
「ありがとう、そう言ってくれると助かる、時間もないし、現場に戻らなきゃな、このナイフは一旦お前に預けておく、よろしくな」
そう言って軽い挨拶を交わすと大柄な男は立ち上がり、月彦の部屋をあとにする。一人部屋に残った彼は白い手袋をはめてナイフの柄を握る。その瞬間ナイフから凄まじい光がほとばしったかと思うと次の瞬間、彼はナイフとともに部屋から消えた。
((このような感じでしょうか、なかなかに難しい
「チッ
いつも暇でめんどくせぇな」
と学校の教室でいつも嘆く
いつもと同じ場所
いつもと同じように流れていく時間
いつもと同じような授業
いつもと同じような日常
全てにおいてやる気がなくなった
「なんか起こらないかな」
と学校の教室で嘆き
いつものようなのは暇だし
部活も今日もないし帰るか
家に帰ると
いつものように
ネットで通販の確認
「ん?
なんだ?
剣が三本も売ってやがる
ひとつ100円とか偽物くせぇが
安いし買うか」
といって
『お徳用
日本刀+よう刀ムラマサ+エクスカリバー』のやつをネットで買った
後は待つだけだ
数日まって
ようやく届いた
中には本物の日本刀二本と
本物が偽物かわからない
エクスカリバーと書かれていた
金色の太剣が入っていた
「まあ素人にエクスカリバーかどうかなんてわかんねぇよな」
なんて呟き
面白いから持ち歩いて行こう
今から散歩でもするか
と走っていると
信号が赤になるのに気づかず
気づいた時にはもう出遅れだった
すぐにトラックにぶつかった
目の前が真っ暗になった
そして自分にはわからないが
自分の剣三本が光って
自分とその剣三本と共にそこから
消え去った
(こんな感じかな?)
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