天の邪鬼 × 天の邪鬼【NL】

（卵と牛乳、粉と――。ベースの材料は、まだ残ってたな。100円均一で、可愛い入れ物を買って……。そうだ、今回は紅茶の風味でもつけてみようか。アーモンドスライスを散らすのもいいかも。そんなことを考えながら校門の辺りまで来たところで、彼奴の声が聞こえた。でも学校では私の名前を呼ばないし、勘違いかとも考えて。ぴた、と足を止めて振り向けば、此奴はどうやら走ってきたようで、少し息を切らしている。「凛ちゃ……凛」突然のことに驚いて、思わず幼い頃の呼び方が戻った。慌てて表情を戻し、咳払いをして名前を呼び直す。珍しいな、いつも友達と帰ってるのに。そんなことが頭に過ぎったけれど、それよりも、今の失礼な言葉の方が気になった。「どうせって何よ！」まるでいつも一人みたいじゃないか。今日はたまたま部活がなかっただけで、いつもは友達と帰ってるんだから。そんな言葉が出かかったけれど、口にはしないでおいた。どうせ、強がりだって思われるに決まってるし。「一緒に帰るたって、私、買い物して行くもん」だから無理、とキッパリ言えば、くるりと振り向いて再び歩き出し。

（卵と牛乳、粉と――。ベースの材料は、まだ残ってたな。100円均一で、可愛い入れ物を買って……。そうだ、今回は紅茶の風味でもつけてみようか。アーモンドスライスを散らすのもいいかも。そんなことを考えながら校門の辺りまで来たところで、彼奴の声が聞こえた。でも学校では私の名前を呼ばないし、勘違いかとも考えて。ぴた、と足を止めて振り向けば、此奴はどうやら走ってきたようで、少し息を切らしている。「凛ちゃ……凛」突然のことに驚いて、思わず幼い頃の呼び方が戻った。慌てて表情を戻し、咳払いをして名前を呼び直す。珍しいな、いつも友達と帰ってるのに。そんなことが頭に過ぎったけれど、それよりも、今の失礼な言葉の方が気になった。「どうせって何よ！」まるでいつも一人みたいじゃないか。今日はたまたま部活がなかっただけで、いつもは友達と帰ってるんだから。そんな言葉が出かかったけれど、口にはしないでおいた。どうせ、強がりだって思われるに決まってるし。「一緒に帰るたって、私、買い物して行くもん」だから無理、とキッパリ言えば、くるりと振り向いて再び歩き出し。

(/ぎゃすん！連打してしまいました！すみませんん！)

(切らしていた息を整える。そうすると彼奴は何かを言いかけて隠すように咳払いをした。何かと思えば彼奴は俺の名前を呼んだだけだ。何だ、言おうとしていたのは名前か、なんて思いながら汗を拭う。俺の言葉を聞いてやはり頭にきたようで一言言い返す。「は？だってお前、いつも１人なんだろ？」彼奴が毎日友人と帰ってきていること位知っている。だが口は減らず、からかうように憎まれ口を叩いて。彼奴は買い物に行くからと
一緒に帰るのを拒否した。「仕方ねーな、付き合ってやるよ」と相手の隣を歩き始める。そこまでして一緒に帰りたいという訳でもないが。まあ帰るところが一緒だから、理由はそれだけだ、なんて強がってみる。本当は自分１人で帰るのは心細いだけで。そんな想いは頭の中から振り払う。それにしても買い物って何を買うつもりだろう。家で食う菓子とかアイスでも買うのか？なんて考える。まあ何でもいっか、とのそのそまた彼奴についていく。

このトピ今はまっております！
色々な展開に期待しつつ拝見させて頂いています♪
素敵なお二人をずっと見れるよう願ってます！←
ファンより支援させて頂きます><*

（相手の言葉には、首を傾げるしかなかった。いつも１人、だって。何を言ってるんだ、此奴は。「どこの女と間違えてんのよ」そう言えば、はぁ、と溜息を吐いて。それともなんだ。此奴は、私のことを、どうせいつも１人で楽しく帰ってる寂しい女だとでも思っていたのか。失礼な話だ。くるりと体を反転させて、再び歩き出せば、平然と私の隣を歩いてきた。それから告げられた言葉には、思わず立ち止まって、目を見開いて。ついてくる？買い物に？そんなことをされたら、私が普段、お菓子作りをしていることがバレてしまうじゃないか。調理部に入ったことを話すのだって恥ずかしかったのに、個人的にお菓子作りを楽しんでいるとバレるなんて、もっと嫌だ。「いや、来なくていいから。一人で帰りなさいよ。じゃ！」相手の顔の前に、ストップ、というように手のひらを広げて。さすがに、ダメだと言ったことを押し通そうとはしないだろう。ましてや、私なんかと帰るために。……本当は、小学生の時みたいに、一緒にふざけ合って帰れたら楽しいんだろうな。なんて、少し思う。小さく溜息を吐けば、凛を置いていくようにして、再び歩き出して。）

(/お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません)

＞通りすがり様

わああああっ。
ありがとうございます！
私は、凛くん本体様の素敵なロルに引っ張っていただいている身で……。
稚拙な文章ではありますが、どうぞ温かく見守っていただければと思います。

これからも、どうぞよろしくお願い致しますね^^

(彼奴は自分を誰かと間違えているんじゃないか、そう言った。いや間違えるはずがない。いつからだったか分からない位昔から一緒なのに。「お前の顔なんて間違えようと思っても間違えきれねーよ」そう言う。彼奴はため息なんかついて何だか不機嫌な様子で。俺が一緒に行ってやる、そう言うと彼奴は急に歩くのをピタッと止めた。なかなか動かないので肩でも叩こうかと思ったが彼奴は俺の顔の目の前に手のひらを持ってきた。何を言い出すかと思えば来るなとだけ短めに伝えた。いやいやただ俺は買い物に付き合うって言っただけだぞ？と眉毛にしわを寄せる。「はあ！？何でだよ！」思わず口からそう出て。なんというか納得いかないし腑に落ちない。流石にこのままでは気に入らない、そういった様子で。“そんな俺と帰んの嫌なのかよ”なんて間を開けてから少し機嫌が悪そうな口調で言ってみて。そうしている内に先々と歩き始める彼奴。前記を述べれば追いかけるように走れば呼び止めようと肩を掴み。

(いえいえ！お互い様ですっ^^主もレス返すの遅くて申し訳ないです…！;;)

(変な文章発見致しました;;
最後の行の“走れば”を“走り”に訂正です^^;)

>通りすがり様
支援ありがとうございます！
期待に応えられるよう、頑張りますね！
また除いてみて下さいっ^^

（今度の答えも、やはり意味がよく分からなかった。別に、私はこれといって特徴のある顔をしているわけではないし。むしろ、見た目は普通って言われる。話すとうるさいとも……あ、ちょっとズレてきた。まあいいか。とにかく今は急ごう。そう考えて早歩きをするけれど、しつこく走ってくる相手に肩を掴まれれば、小さく溜息を吐いて振り向いて。「しつこい！そんなに来たいなら来てもいいけど、余計なこと言わないでよね！」それだけ言って、再び歩き出す。けれど、今度はいつものようにゆっくりと。凛と、こうして並んで歩くなんて、久しぶりだな。んー、でも、どうしよう。買い物に行くのはやめて、今日は真っ直ぐ帰ってしまおうか。だけど、もう行くって言っちゃったし、今更それを取り消すのは、逆に怪しまれるだろうか。ぐるぐる回る思考は、相変わらず上手くまとまらなくて、うーんと唸りながら腕を組み。

(ありがとうございます！ いえいえ。素敵な文章を待つのは苦になりません! 訂正、了解致しました^^)

((重ね重ね申し訳ありません……。私用で、二日間家を離れるため、次のお返事が3日の夜頃になるかと思います……！すみません！))

(把握しました！気長に待っておりますね！)

(/遅くなりまして、申し訳ありませんでした……! お待ちくださり、本当にありがとうございます。最後のレスは>50ですので、お返事お待ちしております^^))

(お帰りなさいませ！^^
今夜レス返しますね！
お待ちくださいっ^^)

(ため息をつく音が微かに聞こえた。そして振り向いた彼奴は槍投げになったように言葉を返した。余計なことを言うな、その言葉は少し不思議に思い。だって今から行くのはスーパーでだから。とても俺が馬鹿にしたくなるような事があるとは思わない。なんて疑問を浮かべつつも行けば分かるか、と納得をし。「何だよ随分上から目線じゃねーか、」少しムッとした表情になり、反発をする。すると彼奴は色々な表情を作りながら何か悩んでいる様子で。考えている事はどうでもいが、急に何なんだと眉を潜めてみて。なにも聞かずに己は彼奴の隣を歩き出す。ふと気がついた。彼奴と俺はもう大分身長差ができていた。そのため、歩く速さが違っていて。隣に並んで歩くために歩幅を彼奴と同じにして歩いてみて。たまにはこういうのも良いかな、なんてボーッと歩いていく道のりの先を見つめて。

(あげておきます！)

（100円ショップへたどり着けば、「入るわよ」と相手に声をかけて中へ入った。こうなったら、開き直るしかないだろう。どうせ、作っていることがバレたって、友達に頼まれた。とか、調理部の練習。とか言えばいいんだし。目的のコーナーへ行くと、花柄やうさぎ柄といった可愛いマフィンカップや、アーモンドスライスやチョコチップといった、ちょっとした材料まで並んでいる。今時の100円ショップって、本当にすごいな。なんてしみじみ考えて。ちゃんとついてきているかな、と後ろを振り向くと、ちょうど相手の肩のあたりが正面にあって。いつもは、無意識に相手の顔を見て話をしていたから気がつかなかった。こんなに身長が伸びていたのか。遠くから、背が伸びたなーなんて思ってはいたけれど、いざ近くで考えると、なんだかお互いの距離まで離れてしまったみたいで、変な感じがして）


（わー！わざわざありがとうございます！助かりました！）

（一応、上げておきますねっ）

(彼奴に着いていき目的の場所に入る。家で使う日用品でも買うのか？なんて考えながら。しかし彼奴の買いたいものは俺の予想と大幅に違っていた。そのコーナーをじっと見る相手。そんな彼奴は何だか楽しそうで。こいつが家で菓子作るなんて初めて見るな、そう思って。あれだけ家では意地を張ってある相手がこんな可愛い一面もあるなんて少し面白いな、その思いからつい「へー、お前菓子なんて作れんの？」と口に出てしまい。からかうような口調で笑ながら言う。事前に余計なことは言うなと言われた事をすっかり忘れている様子で。不意に振り向いた彼奴は俺の顔をまじまじと見てきて。疑問に思いながら「ん？なんか用あるのかよ」なんて無愛想に聞いてみる。

(遅くなってしまい、すみません！;;
学校が始まるとなかなか時間がないもので…！;
次のレスからは早く返せるとおもいます！)

（余計なことを言うなって釘を刺しておいたにも関わらず、彼奴はやっぱりいつもと変わらなくて。視線を少しきつくして、溜息を吐けば。「作れるわよ。アンタには食べさせてやんないけど！」なんて。――ああ、とんでもないことを言ってしまった。此奴が食べないのなら、作る意味が無くなるじゃないか。いや、別に、此奴の為だけに作ってたわけじゃなくて、お菓子作りが楽しいからであって。頭の中が混乱しているところに降ってきた、何か用があるのか、という問いかけの声は、いつになく愛想が無くて。更に頭にきたので、買う物を入れたカゴと、自分の財布を相手に押し付け。「これ、買ってきなさいよ。私、扉の所で待ってるから」そう言うと、足早にそこを立ち去ろうとして）

(/いいえ。急かしてしまったようでごめんなさい！
私も亀レスであることが多いので、どうぞ返しやすいペースで返して頂ければと思います！))