主 2013-08-16 01:40:50 |
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佐名木
(相手が驚いて焦っても、己が思うことは只一つ、人間の癖に、この場から逃げれば良いのに。と、それでも無言で貫き通し抱き締める力は強まるばかりで。「別で弱いな‥それも見てみたいものだ」と再度からかうようにくっと笑っては意外と弱点は色々あるものなのだな、といつか酒を飲ましてみたいなんて意地の悪いことを考え始めて。)
赤城
‥違う、常に幸福そうで憎たらしいから。(相手の言ったことも一理あるのだが、ぶんぶんと首を振れば酔った勢いからか吐き捨てるように述べ、相手の飲んでいる酒を取ろうと相手に近寄れば手を伸ばし。口角を上げる相手に再度呆れながらも出された問い掛けの答えがわからず、暫し悩んでは「わからない、何故だ?」と答えを求めて。)
樹崎
大丈夫じゃない、じっとしてろ。(何が大丈夫なものか、先程はふらついていて居たくせに。と心のなかでは悪態をつくがこれを口に出せばまた面倒事になるだろうと口には出さず。絆創膏は何処へやったか、ポケットに手を突っ込むと少々くしゃくしゃになっているものの絆創膏を取り出し、相手の額にあるタオルを取ればごしごしと吸血箇所を拭い、吸血箇所に絆創膏を貼って。「これで隠せるだろう」といつもより綺麗に出来たのか満足気で、相手の首筋に貼った絆創膏を見詰めながらこのあとどうしようかと迷った末に「ともかくお前はじっとしてろ、むやみに動くな」と倒れられても困る為か念を押すように述べ。後から自室にでもつれて行けば良いだろうと先程のタオルを洗いにまた部屋から出て。)
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