主 2013-08-15 10:38:46 |
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…ッ、み、ず。
(浅い呼吸を繰り返すも先程よりは大分容態は安定しており、辛うじて今己が求めているものを口に出せば薄く双眸を開いて此処は…など考える余地は無いものの目の前に有る顔を見、拾われたのか、などと自嘲気味な考えが過る。己の背中には柔らかな感触があるのは確かで。頭上に感じる違和感に戸惑った様な素振り見せるも己の頬に当たる優しい手付きに無意識の内に己の手を重ねていれば「…光流、…椿那光流。」と小さく短く左記述べればゆっくりと手を離し。何故この人は己の事を助けたのだろうか、などと云う疑問が浮かび上がるは今は兎に角落ち着きたいらしく、静かに双眸を閉じて
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