主 2013-07-30 11:24:22 |
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»司
それが俺だって、お前も重々承知の上だろ?(皮肉っぽい笑みで、相手の嫌そうな表情に対抗するかのように言えば、ちらりと己の腕時計に目を移す。もう少しで七時半になる頃だろうかと呑気に考えていれば、何も言って来なくなった相手にクスと小さな声をあげてみたり。どんどん俺のペースに乗せられていく司はそれが不機嫌の元らしく刺々しい言葉で己に命令してくれば「餓鬼かよ、お前。」とボタンを直し乍苦笑いを溢せば、もう終わったのでするりと相手のシャツから手を離してやり。)
»樹
…ああ、分かった。(こくん、と浅く頷けば先程でやや体力を消耗したらしくどかっと椅子に座れば足を組んで、鼻から息を吐きだせば楽しそうに準備を進ませる相手を見ていれば何だか面白くてついつい見つめてしまい。翠に言われた“夫婦”ってのもあってんのかもな…。なんて考えてみるもないないと苦笑いを溢し乍小さく首を左右に振って。「…カフェモカがいい。」とテーブルに頬杖しながら前記告げて。)
»翠
…秘密。(少しからかってやろうかと思い、妖艶に微笑んでやれば己の口許に人差し指を添えて。「はぁ?…お前、熱でもあるんじゃねぇの?」そんな筈はないと否定するように言えばあんなの基礎の基礎だろなんて思っていて。「…別に俺、いらねぇもん。」けろりとした顔で述べれば高校生が絵本なんてガキくせぇもん読めるかよ。と頭の後頭部に手を添えながらそんなことを思っていて。)
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