幼馴染の俺ら　【BL】

＞千歳
誉めてねぇし。どんだけプラス思考だよ。(思考の図太さに呆れたように吐き捨てれば、いい笑顔を向けてくる相手にあからさまに嫌そうな表情を向け。時間に追われる己とは違い確かに相手は余裕な様子。しかし嫌味に対し一々返してやるのも面倒だと相手を一瞥し軽く舌打ちするのみにし。ふと近付いてきた相手からボタンの掛け違いを指摘を受け外されてしまえば、先程から思うように事が進まない事に苛つき気味らしく頭をわしゃと掻き。「ああ面倒くせ、もうお前やれ」面倒だと投げやれば己のボタンを留めるようにと目の前の相手にふてぶてしい命令を←)


＞樹
まぁな、お前がぶっ倒れたらこの家崩壊すんじゃねぇの。(相手の体調を心配する気持ちがないわけではないが素直に態度で示すつもりは更々ないようで。もう一つの懸念である‘相手以外進んで家事をやるような人物がいない’という事実を大袈裟に言ってみては残りの珈琲を飲み干し。家事を手伝って欲しいという相手の意はその拗ねた口調からも伝わっては来たが、面倒な家事等は極力避けたいが為に「お前は俺に何を求めてんだよ」と、キッチンの相手に向かって意地悪い笑みと共に問い返して)