主 2013-07-30 11:24:22 |
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»翠
ほら、行くぞ。(少しからかっただけなのに、真に受ける相手が己の悪戯心を擽り嘘とはあえて言わずにただ笑っているだけで。玄関の扉開ければ、目的地へと足を進め。「…俺がそんなことしないなんていう保証は何処にも無いだろ?」するりと慣れた手付きで、相手と己が対するように此方を向かせれば腕を翠の腰へと回しニヤリと意地悪く口角あげて見せ。身を引く相手が気にくわなかったのか少し力を込めて腕を掴む。「…翠、黙ってたら何にも分からないだろ?言え、翠。」声は優しくたしなめるようにかけてやり。
»樹
…そうか。(前髪を上にくしゃりと掻きあげ乍も眉間に皺を寄せる。すると、何故だか相手が謝ってくるので樹の悪い癖がでたな…と内心苦笑いを溢しつつ。どうせ相手は、俺が疲れている時に自分が無理矢理誘ってしまった。等と考えているのが雰囲気からして滲み出ているのが把握できる。「俺は、お前と話したいから付き合ったんだ。謝らなくていい。」頬杖つきながら向かいの相手の頭をぽんぽんと叩いてやれば薄く微笑んで。
»司
司、…それは今日のことを皆にバラして欲しいっていう合図か何かか?(あえてにっこりと嫌味っぽく笑ってやれば、どこまでも悪態をつく相手に慣れたためからかうように一つ目線を送ってやり。己は先にエコバックと財布を自分の斜めかけの鞄にしまい相手の準備が終わるのを壁にもたれ乍待って。「素直じゃないのは司の方だろ。」なんてクスクス笑えば、時計に目を移して。
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