陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 蹄 奩 )
...。(お見合いまであと少しの時間。着慣れないス-ツを着て、結んでいた長い髪を外す。小さく溜め息を吐いて、青空に指を這わせた。そんな中、職員寮の外から聞こえてきた言葉。年の差恋愛って、只のおっさん好きだよね。そんな言葉が胸に刻まれた。そうだ、おっさんなんだよ、俺は。...何気ない言葉が少しずつ自信を無くして行く。お見合いから終わったら、あいつの病院に行って、ある物だけ渡そうと思っていた。手の平の中にある、小さな思いのカタマリ。ふう、と一つ溜め息を吐いて、あいつから送られたメ-ルを読んだ。白血球が減っていて、副作用のきつい薬を投与しなくてはならない。...また、壊れてしまのかな。何かそう虚無におもった。
( 有難うございます((←、うむうむ、課題とかねェ..
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