陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 蹄 奩 )
...わかってる。ていうかいつ入ってきたんだ。(小さく溜め息を吐き出して、己の真上に立っている姉を見上げる。きっと多分、お見合いの事なんだろう。..ほらやっぱりな、大声を出して、お見合いの事を言われる。わかってるよ、そんなこと。ふと相手の言葉を聞いて、小さな小さな溜め息を吐き出した。「...それで良い、いいか?俺の事は忘れて、新しい恋をしなさい。俺は、う、お前を好きじゃない。」真上で黙って聞いていた姉に、どうせ後で揶揄されてしまうのだろう。でも、それだけを伝えた。手紙には伝えた、一つの嘘。もう、俺は何をしたいんだろうか。)
( うッわー、まじか、人多いのな。 )←
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