陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 蹄 奩 )
..星花学園に。(新しい学園名を続けると、病院を出た。外は真っ暗な暗闇で、じめじめしていて、まるで俺の心みたいだった。ぐっと手の平を握り締めて、目上に置く。あいつが好きだ。そのたった2文字が口を突き破らない。人を愛するのはそんなに怖かったのか、俺はいつのまにこんな弱虫になっていたんだ。小さく溜め息を吐き出して、只流れる景色を見つめた。あいつが、好きだ。誰にも負けないくらいに、好きで、涙が溢れる。有難う、短い間だったけど、幸せだった。)
( 一 享也 )
有難う御座いました。(体調は良くなる訳ないけど、一時退院という言葉を貰った。相変わらず皺の無い、塵一つ付いていない制服を着ると、病室を出た。其処には大勢の人だかり。取りあえず、月菜の居る病室へ向かった。けど、中には入らない。病室の外で壁にもたれると、小さく目を閉じた。)
( うはは、さんきゅー。そーゆーなら、そちらも何時も可愛いry )
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