陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 一 享也 )
行っておいで、(ふ、と微笑み相手の頭を撫でた。ゆっくりと立ち上がると、そのまま足を病室に向かわせる。少し疲れた。体を休ませたい。ふう、と小さく溜め息を吐いて、ベットに横になる。あいつは幸せになるべき人だ。だから幸せから逃げようと、しないで欲しいんだ。)
( 蹄 奩 )
..ん、う.....。(目から溢れるのは富めど無い涙。ごめんな、お前を助けてやれなくて、何度も夢に出てくるあいつにあやまる。あやまって、済む問題じゃあないって、分かってるけど、分かってるけど。誤るしか出来なかった。ふと感じる視線にゆっくりと目を開く、ぼやける視界に、溢れる涙。ふと手で拭えば目前には彼女。ゆっくりと起き上がって、髪を掻き分ける。小さく溜め息を吐いて、彼女から視線を逸らした。)
( うえ、嬉しくない← )
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