陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 一 享也 )
...っ、お前の今の気持ちのまま、帰って欲しく、ないよ。(胸を掴んで荒く息を吐き出す。相手の腕を掴むと、溜め息を吐き出した。一度、無くしてしまったら、戻らないから。俺のこの命が尽きるまで、あいつの幸せを浮かんでいたい。あのひとは弱虫だから、お前があのひとを、大事にしてあげて、手放さないといけないように、その一度離してしまった手をまた、繋いで。また俺に、幸せだよって、笑って欲しい。その幸せな顔が俺は好きなんだ。笑ってて、何も偽りのない、笑顔が。どんどん荒く打つ鼓動を抑えて、相手を見上げた。「...あのひとと、仲直り、しておいで。離れたくないなら、手放すな。これはお前が嫌がっても、俺は引けないよ。行って、おいで。きっと大丈夫、また幸せだって笑えるから。」頭を撫でて、軽く一押しした。行ってらっしゃい。今度見せる顔は、満開の笑顔で会いたいな)
( 蹄 奩 )
(昔、今の関係が潰れる事を恐れて、幼なじみの気持ちから逃げた。時間がたてば、解決してくれるんだろうって、年上を好むのは一般的に良くあるもので、それは一瞬だ。お子様だから、憧れを好きと勘違いしてしまう傾向がある。それを恋と勘違いしてしまう。そのときもそうだって思ってた。だから時間が経てば、またあいつが笑いかけてくれるだろうって、でも、それは只逃げてただけ。おれが逃げたから、あいつはその短い時間を終えてしまった。俺はあいつの気持ちから逃げたんだ。こんな俺が人を愛していい訳なんかない 愛されていい訳なんかない。一生をかけて償う罪だから。だからあいつも、其れだったんだろう。一時的に憧れて、どうせは無くなる気持ち、泣いてしまいうのも、傷が付いてしまうのも浅い方がいい。だから俺はお前から離れるよ。只の教師と、生徒に戻ろう。)
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