陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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【 畔田 月菜 】
..はあっ、はあ、 ( 足を退けると現れる、粉々になった白い薬。自嘲ににも似た笑いが込み上げてくる。荒くなった息を整えつつ享也のお母さんに連絡をする。向かうのは寮母さんの処。電話の相手には取り敢えず病院に来いという連絡をして直ぐに切った。偶然近くを歩いていた寮母さんに事情を説明、車の手配は完了。此れだけ大事ならきっと大きめの病院に連絡をしてくれる筈だ。踵を返して、享也達の居る部屋へ向かった。 )
【 喜夛 善 】
...月菜が寮母さんのとこに行ってるから病院は分からない。 ( だけど大丈夫だろ、と続けて先生に云われるがままに動く。ふつふつと何か憤りのようなものを覚える。何で此奴の親は此処まで放っておいたんだ。何で此奴は――厭、今考えても仕方ない。 )
(( ぐふ、何故そうなるんですか!←、 冗談ですよ、じょ、う、だ、ん。 ( 此奴、 )
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