陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 一 享也 )
..っは、(笑えてしまった。この弱虫な心臓はいつまで持ってくれるんだろう。やっぱり、もう無理なのかな、善を見這って、無意識に口を動かした。月菜を、宜しくな。口パクで伝えた言葉は、空気に入り混じって、只荒い呼吸に消えてしまった。もう、無理なのかな、俺という存在は消えてしまうのかな。病院に行ったって何も治らない、治る訳が無い。重たい体を壁に手を添えて起き上がる。見えた世界はいつもと同じ風景なのに、なにかモノクロに感じた。左胸へ手を添えつつ、壁に寄りかかる。なにか、しておかないと消えてしまいそうだった)
( 蹄 奩 )
..それでいい、病院に連絡するのはできるだけ大きい病院にしてくれ。(後は、と続けてできる限りの応急処置を言葉で綴った。その近くは荒い呼吸が聞こえる。これは風邪じゃない。でも、彼の事情を彼女達はわかってあげるのだろうか。彼は、..受け止めてあげるの、だろうか。)
( じゃあ、そちらが使うのなら考えてもいですよry← 、 べ、別になにも.. ←((
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