陂 奩 2013-07-04 17:47:30 |
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( 一 享也 )
...泣かせたい訳じゃ、ないんだ。(どんどん潤んで行く瞳に手を持っていかせて、静かに拭った。なんで、こうも突き放せないんだろうか、突き放しても突き放しても、また戻したくなる。それだけ、俺は愛してるんだろう、「なあ月菜、いつから、こんなに差が出るようになった?、声も、身長も、...ほら、手の大きさも。俺達もどんどん、離れていくのかな」それが不安なんだ。怖いんだ、離れたくない、って思ってしまうのは、きっと、きっと只の希望になる。ゆっくりと重ねた手の平、静かに握ると、天井を見上げて一つ、呟いた。どこで間違った、なんて、とうに分からなくなった。)
( 蹄 奩 )
...嗚呼、彼女がいるぞ、愛しい、な。(ふふ、と頬を緩めて上記を呟く、ふと時間を遡れば、新任教師として紹介されて、己は保健室に戻ってひと休み、ともしようかと思っていたら複数の足音、後ろを振り向けば、こんな質問攻めに合ってる訳だ。誕生日、好きな食べ物、そのほか諸々と。良くもまあ、こんなに喋れると思うよ、俺は。只単純に尊敬したい。)
( おろろ、もう見かけなくなりましたねえ、懲りたんでしょうk←)
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