―――距離感不明―――【ＢＬ】

お、男らしいっすね、先輩…。……先輩…先輩ッ！？ちょっ……大丈夫っすか！？
（乗り気ではなさそうだが、口を付けた相手。それをニヤニヤと眺めていたのは良いものの、それも最初のうちだけで。どうせすぐにギブアップするだろう、そんなことを考えていた己が甘かったのか、無理をさせた己が悪かったのか。相手の勢いが止まらない。その勢いの良さを見ればもしかして酒豪だったのかもしれない、そう考え己も再び瓶に口を付けるのだが、相手の勢いに対抗するように飲もうとしても喉に詰まり、口を離してしまい。まだまだ、再び口をつけようとすればゆっくりと折れる相手の体。ぎょっとしたように目を見開き、すぐに立ち上がれば相手の横へ駆け寄り、どうしていいのかも分からずそっと背中に触れ、軽く揺らしながら焦ったように声をかけて。まさか、もう酔いつぶれたのだろうか。もしそうだったらこのままお持ち帰りでいいのだが、相手のつぶれる速さは尋常ではない。普通の人でもまだ少しは飲めるだろう、さすがに倒れるまでは…そう考えれば相手が倒れたのは酔いのせいとは思えず、どこか具合が悪くなったのだろうか、器官に入ったのだろうか、と。とりあえず相手の様子を確認するべく顔をこちらへ向けてみようと）

……んだよ、お前が飲めって言ったんだろ…?
(暫し無言で突っ伏しているも不意に直ぐ近くから何者かの声が聞こえ、体が揺さぶられるのを感じ。恐らく相手は己の身を案じているのだろう。然しクラクラと回る視界やら圧し掛かる気怠さに中々体を起こす事が出来ず、その侭の体制でいる間に現状を把握し直し。そうだ、後輩と酒を飲みに来てつい飲み過ぎたんだ、と簡潔な過去を振り返ってはその思考に女性社員の姿は無く。体が重いだの顔が熱いだのと考えていれば相手の方へ向かされる顔。ぼんやりと相手を見詰めるが不意に口角を上げ目を細めて薄く笑むなり普段より幾分か崩れた口調で述べ、更には両腕を目の前の相手の首元に回し此方に引き寄せる始末で)

（/今日はここらで落ちますね！お相手ありがとうございました、おやすみなさいませ！）

せ、せん……っ？…せ、せせ先輩ッ！？…ど、どうしたんすか…マジで具合悪いんすか…？
（相手の表情、紅い顔にやはり飲ませすぎただろうかと多少罪悪感で心が痛みながらもとりあえず具合が悪くなったのではないらしいと安心もしたり。水でも持って来ようか、と考えていれば相手から聞こえてきた声に視線を向ければ、何故か笑みを浮かべている相手。酒を飲んで上機嫌にでもなったのだろうか、そう思っているなりぐいと引き寄せられる感覚に慌てて机に手をつき己の体を支えながら状況を理解しようと必死に頭を動かして。これは、相手に引き寄せられている…のだろうか。もしや、具合が悪くなったのだろうか、と最悪の考えから自分で目を逸らすようになるべく現実的な考えに目を向けて思わず顔を引き攣らせながら問いかけて。この状況は嬉しい。本当に嬉しい。…嬉しいのだが、どちらかと言えば己はむしろこういうことをしたい方、こういうことをされて動揺しているなんて悟られたりなんてしたら。余裕な様子の表情、あくまで上司を心配する部下として、とりあえず首にまかれた腕を外そうと手をかけながら）

(/了解です!!此方こそ有り難う御座いましたっ。お休みなさい*)

はぁ?何処がだよ。ってか何、もう限界?飲めないなら飲ませてやろうか?
(一体己の何処をどう見れば体調が悪そうに見えるのか、寧ろ最良な状態では無いかと言わんばかりに眉を寄せて何処が不機嫌そうにも聞こえる声を上げ。確かに普段あんなにも生真面目な性格である人間がこんな事を事もあろうに同性相手にしているなんて言われれば確かに体調不良にも思えるのだろうが、今の状態では無自覚である事は言うまでも無く。そこにふと腕に掛けられる相手の手。それは紛れも無く離れようとしているのであろうが、その動きを制するように強い力で抱き寄せるなり更に縮まる互いの距離に妖しく笑み。少し体制を低くしわざとらしくも上目遣いで相手を見上げると、からかっているような挑発しているような口調で問い掛け。次なる普段では凡そ想像もされないであろう言葉を平然と口にしては、徐に手元にあった酒瓶を手に取り中身を軽く口に含むと相手の肩に手を掛け目を伏せて軽く首を傾げ接近する様は口移しでもしようとしているらしく)

（/何度も申し訳ないのですが、今日も返せそうにないです、すみません；
本当にダメな主で申し訳ないのですが、明日には返すので待っていてくだされば幸いです…orz）

(/左様ですか、了解致しました!!
ダメだなんてそんな、いつも楽しませてもらって居ります故、主様には感謝するばかりです*
それではまた明日、お待ちしておりますねっ)

（/昨日は本当に申し訳ありませんでしたっ…；いつも優しいお言葉がありがたいです；
あと、詠祐さんのあまりの可愛さと色気に本体が暴走して何とかロルを押さえたんですがそれでもここまで行きました申し訳ないです襲っていいですｋ（
レス返しておきますね！）


なっ…まだまだ行けますよ。……の、飲ませ、って…。
（やはり相手の様子はいつもとは打って変わって、なんというか積極的というか。こんな体勢では眉を寄せる顔も何処か可愛らしく見えるが、それを表に出さぬよう相手の挑発的な言葉にはこちらも眉を寄せるのだがこの体勢では飲もうにも飲めず、このままでは相手が勝ちになってしまうのではないか、と。首に回る腕を外そうとすれば己の意志に反し、後ろから力を感じ気づけば更に近くにある相手の顔に驚きを隠せず目を見開いて相手の顔を見て。今まで女性相手に散々味わって来た上目使い、という物、それがこんなにも破壊力のあったものだとは思わず、もしかしたら昔から自分は女に興味が無かったのかもしれない、なんて。相手の様子には、思わず心と共に体が疼く。主に体の何処がとは言わないが、冷や汗が止まらない。そして、次の行動には思わず上半身を前に逸らしたくなる衝動に駆られながらも理性を保とうと天井に視線を向け心の中で必死に自分を抑えるべくハゲた小太りの汗かきおじさんを想像し素数を数え必死に精神統一。冷や汗をかきながらも、己の顔はきっと赤くなっているに違いない。チラリ、相手の顔に視線を向ければ何をしようとしているのかは一目瞭然で「先輩ｯ…本当に、いいんすか？俺、自尊心とかナインで、遠慮しませんけど…。我慢できるほど立派な人間でもないんで…」なんて相手の瞳を捉えながらなるべく冷静を装って言うも、内心は穏やかではない。恐らく、相手が頷きでもすれば欲望のままにがっつこうとするだろう。あとコレ飲んだら俺の勝ちっすけど、なんて一応付け足せば動揺のあまり引き攣った笑みを向け男の欲を必死に殺しながら返答を待ち）

(/いえ、本当にお気になさらないでください^^;此方こそ本日のレス返が少し遅れてしまいました、申し訳無いです;;
何を言いますか、褒めすぎですよっ。いえいえ、ロルは長い方が楽しめますし羨ましい限りです!!私は長いロルも今までの平均的なロルも読む分には大差無いと考えております故、大丈夫ですので!!
あら、襲っちゃいますか?ではもう少し焦らしてみますね←)

…、…そうか。それもそうだな。ならお前が選べ。俺の今夜限りのサービスを甘受するか、捨てるか。
(至って冷静に見える態度で紡がれる言葉を至極退屈そうに耳に入れ、何れにせよ今の状態では言葉を発するのすら侭ならない為に一度口内に残る酒を飲み込み。今の己に取って飲み比べなんて物は二の次、最早一度酔ってしまえば幾らでも飲める気がしてくる訳で。一体矢継ぎ早に告げられた相手の言葉の何処に納得したのか、大きめな動作にて数回頷いて見せたかと思えば唐突な提案は明らかに相手を困らせる事を目的としている物。どうやらこの展開が楽しくて仕方無いらしく、未だ口元に弧を描きつつ徐に首を傾げてみては下から掬うようにして相手を見据え。続けざまに口にするは故意にか無意識にか、何処か妖しげな言い回しによる誘い文句のような物。“今夜限り”と然り気無く強調してはこれもまた故意にか無意識にかは察し難くも自身のネクタイに手を掛け、軽い動作で解いてしまうと再度口に酒を含み。今度は此方からはどうする事もせず、相手の様子を窺うように薄らと目を開けた侭僅かに顔を上に向かせ無言で居り)

（/ありがとうございます…！いえいえ、全然大丈夫です！
いえいえいえ、ただ長いだけでｇｄｇｄですよ；そういっていただけると嬉しいです、ありがとうございます！
そしてドＳですねー…慎も私も理性ふっとんじゃいますよ。←）

っ……。ほんっと、イケナイ先輩っすねー…
（本当にいつもの先輩とは打って変わった様子、いつもの生真面目でお堅い相手に迫り遊ぶのが楽しかったのに、この状況は一体何なのか。相手の喉が動いたのを見れば酒を飲んだらしく一安心するも、続く言葉には再び呆気に取られたかの如く相手を見るのだが、その内容には心が大きく揺らされて。…そういえば、今までも相手は友人やらと酒を飲む機会があったはず。もしかしたらその度にこう迫っていたのかもしれない、そうふと思ってしまえば引き攣ったような、見下すような笑みを浮かべ上記を述べたのは自分自身余裕が無かったからかもしれない。相手のネクタイが緩められると悲しいかな男の性、無意識のうちに視界に入れてしまうのは仕方の無いこと。またもや挑発するような相手の態度に目を伏せ、そしてまた相手へと視線を向ければ口元に笑みを作るのだが、色々と抑えているせいか無意識に力が入りおかしくなっているのだろう。こっちが相手を動揺させたいのに、遊びたいのに、どんどんプライドが傷つけられていくのを感じれば後で見てろ、なんて思いつつ「じゃ、…遠慮なく、いただきます。」片手を机についたまま上半身をぐいと乗り出し妙に冷静な頭と対照的な心臓の鼓動を感じつつ目を薄らと細め、躊躇うことなく唇を重ねようか）

(/いやぁ全然そんな事無いです、ちょっと焦らすのが好きなだけで← そんなにですか…なるほど、ではそろそろ押されてみます←)

っは…?ちょ……っ!!
(相手の動向を見守りつつ余裕があるのは“こんな誘いに乗る筈が無い”と言う保障も無い一般論的考え方しか出来ないからで。今まで何度か性別関係無く、朧気な記憶によるとこう言った事をしてきたのだが、誰しも戯れの一つとして認識し実行に移す者等居らず。今回もそうなのであろう、と完全に油断してしまっておりまさか相手に本気で口移しするつもりは無かったのだが、気付けば平然と縮められている互いの距離。何処まで本気なのか相手の真意を計り兼ねているが対してこの先への心構えなんて物は何一つ無く、然し此方から誘った以上は先に避ける訳にも行かず。そんな事を考えじっとしていれば目の前にまで迫る相手の顔。“まさか”とこの先の展開を危惧する言葉が脳裏に過ったのも束の間、余りの近さに目を見開いた時には既に互いの唇は重ねられており。酔いが冷めた訳ではない。が、頭が冷えて行くのを感じると先ずこの状況をなんとかせねば、と頭では理解しつつも体は全くもって言う事を聞かずに居て)

（/こっちのターンですね…お持ち帰りしちゃいますよ、ふふ←
と、しようとした所で今日はここで落ちになります！毎回お相手できる時間は短いですが、楽しい時間をいつもありがとうございます＾＾
おやすみなさいませ！）

ッ……。………ッはぁ、…。
（相手に好きな人がいるやら相手は女性が好きだやら相手の気持ちは何一つ考慮せず、ただ誘われるままに誘惑されるままに欲望に任せ行動を起こす。相手が良いと言っていて、こちらには好意がある、止める理由など無い上にそろそろどこかの血管がブチ切れそうな勢いなのだ。相手の呟きなど聞こえるはずも無く相手の様子に気づくはずもなく、唇を重ね片手で相手の腕を掴みぐいと引き寄せて相手から酒を受け取り飲み込もうと。酒が零れようとお構いなく何度か角度を変え、時折息を吸うべく軽く離し、また重ねる。もうこれは明らかに酒を飲むためでは無く、溜りに溜まった欲を出しきる為の行為のようで、恋人へ愛しい気持ちを伝えているようで。キスの仕方に今までの女性経験が窺えるだろうか、しかし今までのように冷静では無く、相手が愛おしいからこそそれこそがっつくような荒いキス。ここまで余裕が無かったなど自覚があるはずも無く、余裕が無いなどの経験もあるはずが無く、もう片方の腕を相手の背に回せばそれさえも自分へと引き寄せて、相手が抵抗しなければ舌を入れようと）

(/テイクアウトですか!!←
落ち了解です^^*いえ、此方こそ楽しませて頂いてますよっ。短くとも十二分、それ以上に楽しい時間です!!
因みにやっと二人の間が進展しましたね。ﾌﾌﾌ← さてさて、今後詠祐をどうしてやろうか…←
お休みなさいっ*)

ん、っ…!!……っは、っ…。
(この様な事態を想定する筈も無く、況してやキスの経験等皆無に等しいが為に何をどうすれば良いのか分からずに居て。その行為が激しさを増すに連れ呼吸が乱れ視界が霞んで来るのを感じ。離れなければ、とは思うものの一向に体が動かず、と言うか次第に力が抜けてきたらしく、其れに対し言い様の無い恐怖感を感じ堪らず悩ましげに眉を下げ固く目を閉じるなり鼻に掛かるような声を漏らすとしがみつくようにしてぎゅ、と相手の服を控えめに握り。殆どされるが侭で無抵抗でいれば口内に存在していた酒は半分程自ら飲んでしまい、また残り半分は殆ど口端から伝ってしまっているがそんな事に構っていられる余裕も無く。背に手を回され引き寄せられるのを感じつつその先等知る由も無く。事実思考している余裕さえ無い故に何も考えられず唯されるが侭で)

っ……、…はぁっ…先輩、…苦しかったっすか…？
（相手からの抵抗が無いなどと冷静であればすぐ気づくのだがこっちもこっちで無我夢中、貪るように相手を求め激しさ故かまた別のせいか、己の頬は徐々に紅潮していき。それでも苦しそうな様子や握られた服に無意識のうちか引き寄せる腕を優しくするのだが、キスの勢いは衰えず。相手が抵抗しなければそのままいつものように、女性とする時のように、まるで流れ作業のように舌を相手の口内へと入れそのまま己の舌を相手の舌と絡めて。だが、いつもよりも大分遠慮無しなのは男相手だからか、それともキスの相手のせいかは定かでは無い。時折熱い息を漏らしながら舌の力を抜き、欲に身を任せるように動かし、絡め、舐める。舌を入れ数秒、己にしては大分早い段階で相手の肩に手を添え軽く押し体と共にゆっくりと離れれば暫く息を整えるべくゆっくりと呼吸をして。ペロリと口の周りについた唾液と酒とを舐めるように舌を出せば、それこそまだ満足していないのか口元に薄らと何処か妖艶な笑みを浮かべつつ、静かに相手に問いかけ。己はまた酒を飲もうと机の上の酒瓶に手を伸ばしながら体温が大分上がった為シャツのボタンも数個外して手で軽く仰ぎ）

っ!?っん、ぅ…!!……っはぁ、っ…。こ、の…っ馬鹿!!何、やってんだよ…っ。
(キスと言う物は唯互いの唇を重ね合わせるだけの行為だと言うのにこんなにも酸素不足に陥るのか、と酸欠から上手く働かない頭で考えており。徐々に状況に適応し始めると慣れない事はやる物じゃないな、と呑気にも何処か冷静な思考も出来ていた筈なのだが、相手の次なる行動に遂に何も考えられなくなり。口内に割って入って来る自分の物とは明らかに違う物が触れた途端、示した反応はビクッ、と反射的に肩を揺らし目を固く閉じるのみで。時折口の端から僅かな籠った声を漏らすがそれにすら意識を向ける事は出来ず。程無くして漸く解放されると思わず前のめりになり相手の胸元へ凭れ掛かりそうになる体を叱咤しては再度机に突っ伏して。肩で荒い呼吸を繰り返していては余りの想定外な出来事に酔いから冷めたかのような感覚を覚え、同時に今までの事がフラッシュバックして来ると羞恥やら屈辱やらが入り交じり赤くなる頬。事もあろうに恥ずかしさから涙すら出て来そうな勢いで、其れを悟られる事を懸念して突っ伏した状態の侭動かずに居り。勿論問いに答える際も同様、随所で言葉を途切れさせながらも凡そ答えになっていない悪態を吐くも何処か普段の威勢とはかけ離れた弱々しさがあり)

（/今日はもう落ちになります；
本当に短い時間でしたね…その割に内容は濃かったですが。
調子に乗ってますすみません自重なんて何処かへ忘れてきましたきっとこれからもっとひどくなると思いｍ（
今日もお相手ありがとうございました、おやすみなさいませ！）

……あー、先輩、…ダメっすね。……もう、はい、無理っす。
（机に突っ伏した相手を見ればやり過ぎたか、なんて今更思うも、紅い頬が目に入ればそんな考えは一気に何処かへ吹き飛んで。相手の言葉と弱弱しい口調に普段とのギャップが見え、そして脳裏に浮かぶ先ほどの相手。先ほどの相手も良かったのだが、いつもの調子、強気だが弱弱しい、そんな感じで来られるとやはり多少の…多大な興奮を覚えるという物で。少しは収まって来たものが再び込み上げてくれば思わず真顔になり酒に伸ばした手をピタリと止め、やけに冷静な口調と思考で言葉を紡ぐも、その内容は明らかに冷静では無く。机に突っ伏した相手に悟られぬよう自然に素早く相手へ体を寄せ傾ければ、酒に向かっていた手を今度は相手の横から相手の肩にかけまるで抱き寄せるような形を取り。そのまま頭を下げ相手の首元に顔を埋めれば、そのまま首筋に舌を這わせようか）

(/すみません、レス返して落ちるつもりが所用により予想以上に遅くになってしまいましたので、この後朝返させて頂きます!!
此方こそお相手有り難う御座います、お休みなさいっ)

(/レス返しておきますね!!)

──っな、何だよ……っ!?っ馬鹿、や、め…っ!!
(机に突っ伏した侭で居れば横から何やら意味の理解に苦しむ呟きが聞こえて来るも、この頬の熱さで其方に顔を向ける事等出来る筈も無く密かに不貞腐れたように眉を寄せ。無論相手が距離を縮めて来ているとは気付かず、唐突に肩に手を掛けられれば驚いたように目を見開き。目の当たりにする余りの無表情さに刹那言葉を詰まらせ困惑した面持ちで見詰めるが、ふと自身の頬が赤くなってしまっている事を思い出すと慌てて出来る限り俯いて。勿論これで頬の赤みが隠しきれているとも思わないが、だからと言って相手の顔を直視すると言うのは酷にも程があり。僅かに視線を右往左往させ歯切れ悪い口調で問い掛けようとするものの、首筋に何かが触れる感覚に再度ビクッ、と肩を揺らし。一体何が起こっているのだろうか、不慣れ過ぎる微弱な刺激に状況を把握する事が出来ずに居るが其れをはっきりとさせる時間は与えられず。擽ったさに眉を潜め顔を逸らすようにして横を向くがそんな事で行為が中断される筈も無く、相手の肩に手を置けば離れさせようと試みるものの殆ど力が入らずも)

（/レス返しておきます！
と、やや確定ロルが入ってしまいました、すみません；もし嫌だったら書き直すので言って下さいね！）

せーんぱい……。……マーキングっと。
（上から聞こえた声には聞こえぬフリ、肩を揺らしたのを見ればその初々しい反応に思わずクスと笑みを零し。つい相手の反応が面白くて、可愛らしくて、愛おしくて、舌をゆっくりと厭らしく這わせながら肩に添えた手を腰に回し、相手の弱弱しい力など物ともせず再びこちらに抱き寄せて。暫くしてゆっくりと口を離し、そのまま顔を上へと上げれば耳元まで口を近づけ、優しく囁くように相手を呼び、耳にそっと触れるようなキスを落とす。再び口元に薄らと笑みを浮かべれば離れようかとも思うのだが、何処か物足りなく、そして勿体ないような、惜しいような。そんなことを思い渋っていれば、再びその瞳に相手の首筋が目に入り、あぁ、なんて小さな声を漏らし、何故か何処か納得したような表情を。そして再び頭を下げ愛おしそうに再び首元に軽いキスを落とせば、その直後、軽く歯を立てて吸い付いた。ほんの一瞬の間、再び顔を離せば相手の首元についた赤く小さな印を見て満足そうに笑み浮かべ、小さくボソリとつぶやいて。相手が意識して隠そうとしない限り普通に見えそうなソレ、心には先ほどまでの収まりきらない興奮の代わりに言い得ない満足感が満ちていて）

(/いえいえ、全然構いませんのでお気になさらず*)

ん…っ、…ぃ、っ……。…は、何だよそれ…。
(此方の制止の声に耳を貸さず続けられる行為に満足な抵抗を示す事すら侭ならない自分に嫌悪を覚えながらも背筋を粟立たせ、漏れてしまう声が自分の物でないように思えてしまい堪らず俯いて。抱き寄せられると凭れるようにして相手の方へ身を預ける形になり眉は悩ましげに下げた侭、頬の赤みが増して行くのを感じつつ半ば諦めを含んだ面持ちで目を伏せ。耳元で己を呼ぶ声は何と官能的なのだろうか、無論答える余裕も無く上がった息を整えようと短い呼吸を繰り返すばかりで。暫く黙っていればやっと気が済んだのか、離されはしないが止められる動きに密かに安堵の息を吐いたのも束の間、再度首筋へと伝わる先程とは違った相変わらず甘いながらも痛みを伴う微弱な刺激に顔を歪め固く目を閉じては微かに声を漏らし。こんな事は未経験であり元々女子との交流が殆ど無かった上、本来その手の話題に敏感になる筈である学生時代にも毛程も興味を抱かなかったのが災いしてか、一体何をされたのか検討も付かず。呟かれる言葉の意味は犬なんかがするアレと同じ物と思って良いのだろうか、何もかも理解出来ず力無い視線で相手を睨んでは痛みを感じた辺りに手を宛がいつつ問い掛けて)

(/すみません、今日は落ちますね!!今回も大変短い間となってしまったのですが、楽しかったです^^*
ではお休みなさいっ)