主 2013-05-03 19:50:55 |
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... 、 ( 涙もそろそろ収まってきた頃 。 先程から言葉を発しない彼を上目に心配そうに見詰め 。 か嫌われたのだろうか 、 なんて不安にもなってたりする 。 然し 、 言葉には発することが出来ずにいる 。 彼は 、 己の気持ちを如何受け止めたのか 、 受け止めてくれていないかは少女には分からない 。 一日の内にこんなにも多くの出来事が在れば尚更だ 。 ふと 、 彼が耳許で呟いた言葉 。 少女にもしっかり届いたよう 。 「 私も .. 、 大好き 」 なんて相手につられるように呟いた後 、 離れないといけないと分かっていても 、 もう少し此の温もりに浸っていたいなんて思ってしまう 。 相手の胸に顔を埋め 、 相手に突き放されるまでこうしていようかとも考え乍 。
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