主 2013-05-03 19:50:55 |
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今度からは 、 頼むかも 。 ( にこっ、と笑み向ければ 、 相手見詰めて 。 相手が口許を塞ぐのを見れば 、 気分が悪いと思ったらしく 、 「 もしかして 、 気分が悪いの ? 」 と不安げに尋ねて 。 「 そ - だ 、 御礼しなきゃね 。 何か 、 欲しいものとかある ? .. え ? 其は構わないけど 」 相手に問い掛けつつ 、 相手の言葉に頬を赤く染める 。 其を隠しつつ 、 ぶっきらぼうに答えれば 、 「 教室から鞄取ってくるね 」 と言い残し 、 その場を離れようと 。
( わわっ ! .. 寝越智は一応してませんが 、 亀レスです 。 御免なさい 。
私も其までには 、 来れますので 。 了解です 。
今度な、 ( 相手の笑みが此方に向くのを見れば、 少年の視線は自然と少女の方に傾いて、 「 別に、 気分悪くないよ、 ?( 頭を左右に振って、相手を心配させないように促しては、 「 別にお礼なんていいよ、 じゃあ、一緒帰ろうか、 」 ( なーんて、相手の手を取って、 机に置いてあった鞄を二人分取っては図書室を出て
いつになるのやら .. 。 ( ふふ 、 と笑み零しては 、 次は何時が当番だったっけ ? なんて考えつつ 、 毎日通っていることを思い出せば独りクスッと笑って 。 「 ほんと ? ... なら良かった 」 ほっと一息付けば頬緩めて 。 「 え 、 でも .. っ 。 ... っと 、 ちょっと早いよ - 」 突然繋がれた手にかああ 、 と頬は赤くなり 。 手に気を取られつつ 、 相手の手を無意識にぎゅ 、 と握り続いて図書室を後にして 。
じゃぁ、明日な、 瑞希、いつもいるじゃん 図書室。 ( 「なんて、いつも見てますよ」 って感じ全快の言葉を口にしては、 走り出した足を遅めて。 吹奏楽部の女子が、階段から降りてくる音を聞けば、 不意に手を繋いでた手を離して、 「 ご、ごめん。 速かったね。 」 吹奏楽部の女子の目があるのに気も引かずに、 笑顔で相手に話しかけるも、 二人の女子から茶化される様子も合って。
明日なって ... 、 如月君部活は ? しかも 、 何で通ってる事知ってるの ? ( 彼が部活動をしている事は知っている 。 確かバレー部だ 。 良く体育館で見る彼 。 必死に練習をしている事は知っているようで 。 目前から 、 吹奏楽部の女の子達 、 己の友達も見えるが歩いて来るのが見えた 。 手を繋いでいることにおろおろしていたところ 、 相手が悟ってくれたのか手を離してくれる 。 が 、 ばれていたようでからかわれるはめに 。 そして再び顔に熱が集まった為か俯いて 。
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明日、 かー。 部活、俺しか居ないし、 多分休みじゃないかな。 ( なんて、無理な嘘を言っても、。 練習熱心な少年には嘘が付けない様子で。 前方から後方に遠ざかる吹奏楽部の少女達は、 己の手を繋いでいた少女の友達らしい、。 はぁ、と溜息を溢して少女の表情を促すと。 「大丈夫、 ? ごめんね。 ? 」 ぽつり、と呟いて謝罪すれば相手の事を見れないままで居て。 相手が顔が赤くなっているのにも気がつけないで
如月君しかいないんだ ... 、 今度練習手伝ってあげよっか ? ( なんて 、 無意識に口から発した言葉 。 慌てて口を抑えるが 、 もう遅い 。 どうやら少女は思ったことを口にしてしまう癖があるようで 。 まあ 、 聞こえてないだろうと事故解釈してはほぅ 、 と一息 。 からかわれた挙げ句 、 去っていった友達をぽ ー っと見て 。 「 毎回の事だもん 。 慣れてるから .. 」 と顔が赤い為か俯いたままぼそぼそっと 。
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おー、 人数俺しか居ない、-。 ( ぽつん、 と廊下に二人立つと、再度手を繋ぎ、 相手の表情を確認する、相手の 「練習を手伝う」 なんて言葉は少年の心には重く響いたようで。、 「 、毎回のこと、 ? ああ、瑞希さん、 もてるもんね。」 (がくり、と肩を落とせば、 毎回の事、という言葉が霧消に寂しくなって。
そ - なんだ .. 。 ( 無意識に発した言葉は大丈夫そう 。 再び繋がれた手に更に真っ赤になる 。 なんとか熱を冷まそうと 、 空いた方の手で扇いで 。 「 こんな性格だから 、 良くからかわれるの 。 ... へ ? 私 、 もてたこと無いよ ? 如月君の方がもててるじゃない 」 相手の詞にきょとん 、 としては首を横に振り否定 。 前にクラスの女子が言ってた事を思い出せば言葉紡ぎ 。 しかし 、 表情は曇っている様子 。
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人数少なくて、寂しいんだ。 ( 普段の表情とは、かなり違う、寂しそうな表情で、少年は呟く、。
再度繋いだ手は、少年は気にしていない様子で。 「 そんな、所可愛い、。 」 ( なんて、軽い感じで言ってはみたけど、。 相手の頬は赤く染まっている様子で。 「 別に、俺は。 」
( ( 俯いた様子で答えるけども、 相手が自分の名を呼んでくれたのは、初めてで。 多少内面で喜んでいる様子。
... 如月君 。 ( 寂しそうな表情を浮かべた相手に 、 己が何かしてあげられる事は無いかと必死に考える 。 いっそのこと 、 己が入ってしまえば早いのだが 、 其も無理だろう 。 繋がれた手を気にしているのは己だけで 、 更に羞恥にかられば気にしないように手から視線を外す 。 も 、 可愛い等と言われたのは初めてで 。 気にしないようにしていた少女も冗談を半分本気で受け取ったのか再び頬は赤く染まる 。 「 もてるよ 、 如月君は 。 クラスの女子が格好いいって言ってたもん 」 なんて 、 気にしてないように話すも 、 内心は凄く後悔しているようで 。
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、 なんだよ。 ( 相手の考え込む表情には触れないように、 と考え込んでいたのに、 触れてしまった、 この思い。少女が壊れてしまうかと思って恐れていたのだろうか。 我ながら駄目な男だ、 少女の頬が赤く染まると、 己の言が原因だろうと解釈してしまう自分。 「 顔紅い、 。」 彼女の頬に触れては、相手の体温を感じる 熱なんてなさそうだな、なんて、そんな事考え込んでいても。 「 瑞希だって、 可愛い、 だって俺。 」 ― なんて言い出そうとしたけど。 少年は口を塞いで。 そんな簡単に言えるわけない。 馬鹿野郎。
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