あ…、待ってよ先輩…!(突き放すような言葉を聞けば少しは妬いてくれたのかと自惚に頬を緩めながら手をすり抜け離れていく相手を追い。しかし顔を覗き込むと顔を隠すような仕草にもしや泣かせてしまったのでは…とハッとして。「…っ、先輩…!?」少し意地悪だったかと不意に真顔に変えれば顔を覆う相手の手を掴み少々強引に避けさせて)