【BL】―天界・魔界学園―

白音先生


そうですか。
(予想通りの返答を耳に入れると一瞬保険医と目を合わせるだけで視線を外しては目薬の封を切り顔を上げ天井を見上げた状態で左目に目薬をひとさし)

ん、君は勉強熱心だね･･･（呟くように良い微笑み

（落ち了解です!御相手感謝ですっ）＞ゼクスくん

花粉症、ですか?（小首傾げ飴舐めながら相手見て＞渚くん

白音先生

いえ、　違うと思います。
(返答した言葉に自信がないのか続けて　多分。　という言葉を付け足して)

そうですか･･･まぁ、あまり擦らないようにしてくださいね?（にこっと笑い立ち上がり軽く伸びし＞渚くん

白音先生

ありがとうございます。　気をつけます。
(目薬を一滴左目に垂らすと顔は天井に向けたまま数回瞬きをして)　　　　

はい･･･（こくっと頷きにこっと笑い＞渚くん

白音先生


ありがとうございました。
(顔の向きを元に戻すと他に何かをすることはなくそのまま立ち去ろうとして)

ん、どこへ行くんですか?（小首傾げ飴舐めながらなんとなく相手について行こうとし＞渚くん

白音先生


此処にいたら先生の邪魔になりませんか？
(歩んでいた足をピタリと止めると保険医のほうへと顔を向けて)

邪魔じゃないですよ、（こくんと頷きニコッと笑い＞渚くん

白音先生


といっても、他の生徒が先生に診てもらいに来るんじゃないですか？
(心配は大きいらしく食い下がるように問いかけをして)

夏場と違ってあまり来ないですから気にしないでください（くすっと笑い夏場の事思い出し苦笑いし＞渚くん

白音先生


夏場…ですか？
(どういう意味なのであろうかと微かに首を傾げるも視界の端には花瓶に手向けられている薔薇が映って)

夏場は暑いですからね･･･生徒が倒れたり具合が悪くなったりしてよく保健室に運ばれてくるんですよ（苦笑いし飴舐め終わり＞渚くん

白音先生


へぇ…、そうなんですか。
(自分から問いかけたにもかかわらず適当な返答をしてしまうと歩む方向は自ずと花瓶の方へと向かって)

はい･･･あ、その薔薇綺麗でしょう?理事長先生がくださったのですよ（青薔薇を見てクスリと笑い＞渚くん

白音先生

へぇ…、理事長…
(学園の理事長を見たことがないためどんな人物なのかと想像しながら気がつくと片手を花瓶の薔薇へと伸ばして)

でも青い薔薇なんて珍しいですよね（にこっと笑い椅子に座り引き出しからクッキーの入った袋取り出し＞渚くん

白音先生

…そうですね。
(見事に目の前の薔薇に心を奪われると目に映っているのは目の前の薔薇だけ、伸ばした片手で花弁の一片に触れてはそのまま顔を近づけて)

薔薇、好きですか?（小首傾げ微笑みクッキー食べ＞渚くん