主 2013-03-25 20:17:16 |
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ウフフフフフフフフッ……そろそろ、退屈になって来ましたワァ……
(チョコレートをかじり、そんなことを呟く女性、陰陽師についての研究を纏めた資料を懐に仕舞うと、足元に転がるかつてはそれだったモノを魂に食わせる
とりあえず、魔力と霊力、妖力は似てはいますが、性質が違うように思えますワァ……あと二、三体、サンプルがほしいところです
刹那
黒縁
おやおやおやおやおやおやおやおや、これはこれはこれはこれは、ご機嫌ようご機嫌よう、
(恭しく一礼する女性、普段背負っている黒い鎌は現在陰陽師だったと思われる人間越しに地面に突き立てられている
フローレンス
本当に、お前は強いのだな……
陰陽師相手に此れ程とは。
(相手の足元へ視線を移せば、こと切れた人がおり姿から陰陽師と分かると顔をしかめ 手早く其れの左腕に古傷が無いか確認し)
……やはり違うか。
(小さく呟くと溜め息が漏れ)
>黒縁
それは思い違いでありますワ、ミスター、ワタクシが強いのでは決してありませんワ、同じ魔術師同士であった場合、修行を積んだ期間が長ければ長いほど、より協力な魔術を行使できるのデス、これは未来永劫、どのようなことがあっても変わることはありえませんワ……
(黒い鎌を引き抜けば背中にマウントする、単純な練度の差、ただそれだけが陰陽師を殺した、ともすれば彼女の練度は如何なるものなのだろうか、それは彼女のみぞ知ることだ
フローレンス
修行の長さだけか?謙遜だろう、其れの位が低かったとも思えない……その力を持つ迄に、どれ程の修行を積んだのか…。
我は、まだまだ未熟者だな…。
(相手の鎌を見て呟き)
黒縁
どれほどのこと、と聞かれましてもよくわかりませんワァ、いうなれば寝ている時と何か他のことをしている時を省いて人生の2分の1といったところでしょうか、最も何年生きているかは忘れましたが……
(女性は微笑むとどこからかソーサーに乗ったティーカップが現れる、湯気香り立つそれを鼻で満喫し、口に運ぶ
フローレンス
ほぅ…人生の半分とは、興味深い。
(見慣れない振る舞いをする相手が酷く優雅に見え、己の調子が狂うのを感じて此方も煙管を取り出し煙を一口吸い込むと息を吐き)
……ところで、お前の求めているものは見つかったのか?
(僅に微笑むと相手に問いかけ)
黒縁
人には人生の半分を研究に費やすなど馬鹿げているというものもあります、ですが、それは万人とて皆同じ事ですよ
(香りは紅茶であろう、が相手にわかるかどうかなど知る由もない
見つかったか、ですか?ミスター、貴方は探しものをするときに一つ目の引き出しを開けた時点で見つかったことは何度おありでしょう?
(彼女は逆に問いかける、それが答えだと言わんばかりに、
フローレンス
それもそうだな…
我は其ほど力を求めずにいた、寧ろ力など無い方が生きやすいと思っていた。周りは己を高める為に力を求め、よし悪しはあれど動いていたというのに…己の甘さが今の我なのだろうな。
(少し飲み物の香りに酔い)
いや、あるはずがない……
そんな事があれば今頃は穏やかに居られるだろう。
すまないな、お前と話していると余計な事まで話してしまう。
(古傷を擦り苦笑して)
(鈍い音をたて短刀は木に突き刺さり瞬時に消え、再び妖力込めた腕を次は湖に向け振ると水柱が現れては消え)
陰陽師……、不知火か……。
(いつ会えるとも知れない相手の名を呟き、今晩の我は荒れていると煙管を取り出すと口端にくわえ)
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