学校（BL）

宮沢君
見たい?って何だよ、出す気?(飽きれたように言って「ゼリーだけ残してんの」と差し出されたゼリーを見てよこせと言わんばかりに口を開けてその後聞こえた言葉にどっちだよ…と眉を下げ笑い

あー、分かったよ(渋々といった様子で「ただし、怪我させるのは無しな」と

高梨せんせ
え、出してほしい？せんせのお願いなら出してあげてもいいよ？（相手に軽くウィンク飛ばしては開かれた口の中にゼリー乗せたスプーン近づけて相手の反応に『せんせはジョーダンにしてほしい？ホンキって読みたい？どっち？』とじーっと相手に視線向けて

わーいわーい！さっすが、せんせ話がわかるね（と、相手にネズミ花火持ったまま飛びつき←

宮沢君
遠慮しとく(首を横に振りスプーンをパクッと咥えゼリーを食べ「うん、割と美味しい」と頷き言ってその後聞こえた言葉にふふと笑い相手が素直になるのを待ち

っわ!ちょっと、危ないだろ‼︎(相手を受け止め慌てた様子で持っていたねずみ花火を奪い

高梨せんせ
えー、別に遠慮しなくてもいいんだけど？（相手の答えにつまんなーいと言わんばかりに唇尖らせては『おかわりいる？まだ、あるよー』とスプーンに再びゼリー乗せては答え返さない相手に『そっか…』と苦笑して

ってことは、俺のテスト満点にしてくれるんだよね！（花火取られて、あーあーと花火に手を伸ばしながら相手に問いかけて

宮沢君
いやいやいや俺も出そうになっちゃうから〜(ブンブンと先程よりも強く首を振り新たに乗せられたゼリーを見て「いる」答えあーっと口を開け「俺の事好きなの〜?」と唐突に質問し相手の反応を窺い

だからなんでもそーなっちゃうの(空いてる方の手でぺちっと相手の額を軽く叩き手が届かないように花火を持っている方の手を上にあげ

高梨せんせ
まぁ、せんせのなら受け止めてあげなくもないけどね（さらっと言えばにっこり笑い開かれた口に再びスプーン近づけては相手の問い掛けに『さぁ、どうでしょうね？』と口元緩めて

えー、だってその約束でしょー（叩かれた額を摩りながら片手で花火に手を伸ばして

宮沢君
バケツとか袋でなら俺もいける(少し考え真剣な様子でそう言い先程と同様にゼリーを食べ「ゼリーって食べやすいから好きなんだよね」と数回噛みごくんと飲み込み「あ、にやけた、図星かな〜?」からかうように相手の頬を人差し指でツンツンと突き

約束した覚えなんてありません(きっぱりと言い切り「俺は悪戯を怪我人が出ない範囲でなら、と許しただけです〜」と相手の様子を見て笑い

高梨せんせ
いやいやー、そこは手でしょ（真剣に答える相手にクスッと笑いこぼしては『はいはい、まだまだまだあるからねー』とスプーンいっぱいにゼリー乗せては相手の指を払いのけて『まっさかー、どうだろうねー』と

えー、さっき約束したのにもう忘れちゃったの？もしかして…ぼけた？（ジャンプして相手からネズミ花火を奪い取れ場離れて着地して

宮沢君
手は流石に無理(否定するように首を振りその後スプーンに乗せられたゼリーを見て「ちょっと多い、宮沢君も食べて」とスプーンを持つ手を持ちぐいっと相手の口元へと寄せ「ふーん?じゃあ宮沢君が素直に言うまで俺も素直になんないからね?」といつもと同様に素直じゃない生徒を可愛いなぁなんて思いながらそう言って

そうそう、お爺ちゃんだからもう忘れちゃった(へらりと笑いだから無効ね?と首を傾げ

高梨せんせ
あー…俺も無理かも（相手の言葉に想像すれば頷き顔引きつらせては近づけられたスプーンにアーンと口を開けて一口食べ
『俺いつでも素直なんだけどなー、じゃあ、俺もせんせが素直になってくれないと生徒も素直に育たないんだけどなぁー』と答えて

おじいちゃんなんだー、教師なのに生徒にうそつくんだー（相手の答えにジト目返してはネズミ花火指にかけてくるくる回し

宮沢君
よし(相手がゼリーを食べた事を確認し頷きその後聞こえた言葉に「俺は宮沢君の事好きだよ」とさらっと言ってニッと笑い

嘘はついてないよ?(よっこらせと近くにあったベンチに腰掛けて

高梨せんせ
んー、やっぱ夏はゼリーだよねー（器用にスプーンの上半分だけのゼリーを口に入れては残ったゼリーそのままスプーンと共に出しては相手の言葉にこちらもサラッと『俺も好きだよ？』とにっこり笑って答え

いやいやー、せんせはまだまだおじいちゃんって年じゃないっしょ（ネズミ花火くるくる回しながら苦笑気味に

宮沢君
うん、同感(それ食べろって?と一瞬目線で問いかけるも素直にパクッと食べその後の相手の反応と言葉に「もっと可愛く言えないの?」と近くで目線を合わせて言って

君達から見たらおじさんなんじゃない?(と見上げ首を傾げてみて

高梨せんせ
でも、やっぱアイスだよねー（差し出してみたスプーンの上のゼリーを相手が口にするのを見ては『あ…食べた』と思わず呟き相手のリクエストの言葉に『可愛く〜？…しかたないなぁ…せんせの事好きだよ』と相手の頬に手をかけて小指で相手の顎軽く持ち上げてみて

えー、せんせそんな年齢なんだ初耳ー（と自分もネズミ花火持ったまま相手のベンチ隣に腰掛けて

宮沢君
いいねぇ、風呂上がりとか最高(うんうん、と頷き同意し相手の呟きに「何?」と気にした様子もなく首を傾げその後近付いた距離ににっと笑い「なーに?キスする?」と見つめ

って言っても二十代なんだけどね?(へらっと笑ってねずみ花火を指差し「それいつまで持ってんの」と

高梨せんせ
そうそう！お風呂上がりに牛乳と一緒に食べるとこれまた、美味いんだよね！（相手の同意に嬉しそうに頷いては相手の口からスプーン引き抜いては『あ、いや、フツーに食べたなって』と驚き隠せずにいては相手の反応に『えー、そこはもっと可愛く反応しなきゃー』と手を離し

二十代って言っても前半も後半もあるよね？（と相手からかうように言えばクスッと笑い手にしたネズミ花火を地面に置いて相手に花火手渡し『こうやって、遊ぼうかななんてね』と相手の手にした花火に火をつけ

宮沢君
何それ美味しいの?(自分が牛乳と一緒に食べた事がないため驚いたように問いかけ「ん?食べちゃダメだったの?」とさらに不思議そうにして「俺が可愛いとかないから〜」へらりと笑えば相手の頬に軽くキスして

前半です(断言して火が付いた花火に少し戸惑いながら「どういう事?」と

高梨せんせ
牛乳をぐーっと飲みながらアイスとかすっごく美味しいんだよ、今度やってみてよ（相手の問い掛けに首を縦に頷いては『あ、え、いや、フツーに食べたなーと思ってさ』と苦笑気味に答えては頬への感触に頬パッと抑えて

あー前半なんだ（相手に手渡した花火をネズミ花火の上に火花落ちるようにしては自分もベンチの上に足を上げて花火に火をつけて

宮沢君
太りそうだね(ふと思ったことをそのまま素直に言ってみて「?」相手が残していた部分を見てなかったため不思議そうに首を傾げ「何それ可愛い」と相手の反応を見て表情を緩め

俺、にーさんだから(と両手で2と3を表し手持ち花火をぼーっと眺め

高梨せんせ
知ってた？太る前にお腹壊すんだけどね（てへぺろと舌を小さく出しながら不思議そうにする相手に『あー、気にしないで』と苦笑のままに相手の言葉聞けば『は？俺が可愛いとかありえないって』とけげんそうに

2歳？（と相手の指を見ては首を傾げて手にした花火の火花がネズミ花火に移りネズミ花火くるくるとまわりはじめ