広瀬那智 2013-03-12 23:18:46 |
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蘭南は気にしすぎだって。見た目俺らと変わんねーし。さっきだって言ったじゃん、制服着ても違和感ないって。
(うとうとし始めたのに気付けば少し小さめの声音で囁くようにしながらクスリと笑って。相手の言い分はわかるもののやはり沸き起こる感情には逆らえないのか「こうしてくっついてりゃしたくもなんだろ」と此方に体勢を変える相手から視線を外しながらぼそりと伝え)
ん、わかった…、、
(眠たいのか曖昧な返事をしてうとうとし続け。相手の返事に「わかったから、そんな事言わないのっ」と優しく抱き締めながら言って)
だって、眠ったら明日になるし、明日になったら那智は学校、蘭南はお仕事だし。もう那智泊まらないでしょ?
(撫でられもう眠りそうなのに必死にそう答えて撫でるのを抵抗しようとするができず顔を埋めて)
そーゆーの関係無く泊まりたいんだけど。…駄目なの?
(相手さえ良ければいつでも泊まる考えでいたのかきょとんとし、相手の頭を抱きながら何処かねだるような言葉をかけ)
泊まってくれるの?
(嬉しそうな声を出して「駄目じゃないよ、なんならここに住んでもいいっ」と本当にはしゃいでいる子供のように抱き着きながら述べて)
そりゃあんたがいいならいつでも泊まるって。
(それほど喜んでくれると思わなかったのか驚きと嬉しさが混ざったような表情をし。一緒に住んでも、という案を出されれば何やら色々と妄想してしまったようで「…っ、いやそれは…」と動揺を見せ)
やったぁっ
(嬉しそうに微笑んで眠気など吹っ飛んだようにな顔をして。動揺している相手を見ると「あ、ごめん…」と悲しそうな顔をして、相手に背を向けて少し離れて)
っ…違うって。一緒に住んだらさ…あんたの事まじで離したくなくなる。それに…
(悲しそうな表情にハッとし、誤解させ傷つけてしまったのかと慌てて背後から抱き締め。誤解を解くため本音を口にするも、言いにくいのか口ごもり)
それに…?
(口ごもった相手を不思議に思いそう聞き、抱き締められると「いいっ!」と腕の中から抜けて離れて小さくまるまり相手に近寄らないようにして)
だって、寂しくなっちゃうもん…
(手を払ってベッドから出て顔が赤いため見せないように山座りをして間に顔を埋めて小さな声で呟くように言って)
寂しくなるって…何が?
(手を払われると小さく胸が痛むも相手を放っておけるわけがなく、ベッドから抜け相手の前に屈んで顔を覗こうとしながら)
学校終わったらまた来るって。俺の方があんたと離れたくないんだから…
(相手の言動に再び胸がきゅっと締め付けられるも先程とは明らかな違いがあって。自然と柔らかい笑みが溢れ、丸くなったままの相手を背後から抱き締め)
それに、一緒に住むの嫌だって…
蘭南は一緒に住みたいのにっ…
(抱き締められると小さな声で呟くように相手を向いて抱き着いて熱があるからか甘えん坊になり)
いやだからそれは違うって。俺だって一緒に住みてーよ。…わかんねーかな…
(相手が甘えてくる事は貴重である為嬉しくも愛しくも思いながらその熱い身体を抱き受けるが、先ずは誤解を解かなくてはと少々焦り。相手を抱く腕に力を込めると何処か言いにくそうに視線を泳がせていたが「ずっと一緒にいたら…俺あんたの事求めてばっかな気がするから」とぽそっと告げ)
それでも良いもん。
それでも一緒に住みたいもん。
(抱き締められると顔を埋めて嬉しそうに胸元に顔をスリスリさせて。何か思い出したようにぱっと顔を上げると「あ!じゃあ、卒業したら一緒に住んでくれる?」不安そうに恐る恐る下を向きながらしゃべって)
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