広瀬那智 2013-03-12 23:18:46 |
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さて…流石に一緒にはまずいよな今日は。
(相手の寝息が聞こえる頃には髪を乾かし終え、独り言を呟くとクローゼットからもう一組布団を取り出し床に敷き。相手の寝顔を見つめれば愛しさから笑みが浮かび、そっと髪に口づけ再度「…おやすみ」と告げると己の布団に潜り)
―ん?居ない…
(少しすると相手の感覚を感じられず起きると隣に居ない相手を探してキョロキョロして。下にいる相手を見つければ相手の隣に眠り抱き着いて「馬鹿…」と小さく呟き)
…ん……
(不意に温もりを感じ目を覚ませば相手が隣にいて。「蘭…、」床で寝るよりはベッドに戻してやるべきか悩むも、相手から来てくれて嬉しさには逆らえず頬を緩めると緩く抱き締めながら再び目を閉じて)
んーっ…
(次の日になれば目を開けて起きたのが朝の5時。相手からゆっくり抜けると朝食を作ろうとキッチンに行き。体調を崩している上に仕事に行ったからつらいのかテーブルにうつ伏せて)
(目覚めると既に隣に相手の姿はなく、目を擦りながらキッチンの方に向かえばテーブルに突っ伏す相手の背にそっと手を添え心配そうに覗き込み)
――蘭南?大丈夫かよ。辛いなら寝てろって。
あれ…?もう起きちゃった?ゴメンごめん。今からご飯作るからね
(相手の声と背中のぬくもりを感じるとパッと起き上がって相手を見て微笑み相手の言葉を無視するようにキッチンへ行き)
いや飯はいいって、俺やるし。まだ辛いんだろ?
(心配させまいとしているのか笑顔を向ける相手を追うと、肩を掴み心配そうに眉を寄せ正面から見つめ)
辛くないよ、ただ眠かっただけなんだって
(心配そうにしている相手に微笑みかけて心配させまいと見詰めて無理にご飯を作りに行き)
嘘つくなよ、わかるって。もう少し休んでろって。
(食事を作ろうとする相手を引き留めるように抱き締めては、これ以上無理をして欲しくないと伝えて)
わかった、休んでる。じゃあ、何か買ってくる…?
(微笑み首を傾げて抱きついた相手を抱き着き返して聞いて「買うくらいは出きるからっ」と笑顔で)
いや、俺が作る。あんたが作ってんのよく見てたから出来る。…多分。
(相手がわかってくれたのが嬉しくて笑みを溢すものの、買いに行くのでは似たようなものだと慌てて首を横に振り。見よう見まねで己が作ると言い聞かせ)
わかってないじゃん。大丈夫だから
(クスクス笑って相手の言葉を聞くと台所へ向かい「何食べたいー?」と冷蔵庫を開けて中身を見ながら「急がないと時間無いからねー」と急がすような口調で)
っ…だったらせめて手伝わせろよ。簡単な物でいい。
(相手の作る様子を見てたとはいえ料理に自信があるとは言えず言葉を詰まらせると、冷蔵庫を覗く相手の後ろから手伝う旨を伝え)
オッケ。でも俺も手伝う。駄目って言ってもやるからな。
(それでいいと頷くと、どうしても相手の負担を減らしたいようで卵を取り冷蔵庫から離れればフライパンを温め始めて。包丁使いは苦手なのか「具材は任せた」と笑み掛け)
もう…
(強引な相手にため息をつき、具材を切りながら相手をチラチラと見詰めて「時間大丈夫なの?蘭南は今日休もうかな…」と呟いて)
ん、たまには体休めた方がいいって。今日はゆっくりしてろよ。
(漸く相手が仕事を休む気になった事に安堵の笑みを浮かべ。熱々に熱したフライパンに卵を流し入れるとご飯も投入し、相手のやり方を思い出し中々手際よく混ぜ「蘭南、具材オッケ?」具材は切れたかとそちらを見やり)
今日早く帰って来る…?
(相手の言葉に微笑み、暫くすると首を傾げながら上記を述べて「オッケーだよ」と相手に具材を渡して相手の様子を観察して)
授業終わったら即帰る。俺は休んでも構わねーけど…駄目なんだろ?
(渡された具材を「サンキュ」と受け取ると混ぜ合わせ味付けを済ませ。相手が居るなら休みたいのは山々だが、それは相手が許さないだろうと困ったような笑みを向けて)
知らない、那智の勝手にして
(相手にお礼を言われると「いーえ」と微笑み。相手の困ったような笑みを見ると言いにくいのか突き放したような言葉で答えて)
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