魔法少女まどか☆マギカ 僕と契約して魔法少女になってよ♪←

あーやっとまどかお姉ちゃんきたぁー！！
リリスずぅーっとまってたの！でね、まどかお姉ちゃんのおべんとー楽しみだったの！
早く食べよ！あのね、もうあかつきとほむねぇと始めてるの！
リリスの横に座って座って！！

＞暁君
うん、そうだよね（辺りを見渡し
私もケーキ好きなんだよ＾＾
実は私もクッキーを焼いてきたんだ（クッキーの入った袋を見せて

＞リリスちゃん
ごめんね、遅くなって
それじゃあ、リリスちゃんの横に座らせてもらうね（リリスちゃんの横に座ると弁当を広げて

>まどか

そうか…なら、どんな物か味を見せて貰うぜ、一応そういうのも本職だしな。

(少し楽しみなのか笑ってみては)

…クッキー…か…

(少し懐かしそうに呟いて)

>リリス

一番最初に弁当に食い付いたのはリリスだろ？

(なんて苦笑混じりに言う)

蛟(ミズチ)

年齢　16歳

容姿　茶髪のウルフカットに少々三白眼気味の無愛想な人物。現代の普段着レベルにまでアレンジこそされているが、どことなく忍装束を彷彿とさせるような黒い装束を身に纏っている。

身長　160cm …程と思われる。

性格　幼少期は非常に明るい性格だったが、ある事件を切欠に殆ど感情を露にする事がなくなり、何事に対しても冷めたような…というよりは人付き合いに慣れていない印象を受ける。そんな反応から誤解されやすいが、決して冷血漢というわけではなく、自らの経験から特に無慈悲な死、もしくは一方的な暴力などによって人命が失われる事を誰よりも嫌う。その為そんな現状に出くわせば、真っ先にその危機を救うほどの心優しい性格なのだが…まぁある意味不器用な奴である。なお、テンパると無自覚に時折忍殺語みたいなナニカを口走る事がある。

武器　

・忍者刀（二本一組）…蛟の能力が使えない場所において使われる二振りの刀。日本刀とは違い、忍刀という反りが少ない刀。単分子レベルにまで研ぎ澄まされた業物であり、切れ味は抜群である。

装備　

・バトルショットブレード（銃モード）…蛟が幼少の頃に見ていたロボットアニメ『忍者戦士飛影』の主役機である飛影の武装を擬似的に再現したもの。能力が使えない場所での戦闘力の半分をまかなう主武装であり、手持ちの実弾銃。忍者刀が収納されている。

能力　ある事が切欠で発現した蛟の能力。元々大気や水の流れを読み取れるという特異な体質の持ち主だったという事が影響しているのかは定かではないが、大気中の水分や水そのものを自在に操る事ができる能力を持つ。これによって空気中の水分を圧縮してダイアモンドすらスッパリと両断する高圧水流カッターの如き切れ味を誇る水の忍刀を生成して怒涛の剣さばきで攻撃したり、その忍刀の生成を応用して水の高圧手裏剣を撃ち出すなどの芸当も可能。また、空気中の水分を急速に圧縮・冷却する事で、氷の壁や氷の刃、更には自身の分身を生み出す事もできる。
これを応用して空中から鋭い氷のマキビシを大量に生み出し複数の相手の頭上から雨霰とばら撒いて攻撃するマキビシランチャーや複数の氷の分身と共に連携して走りながら分身⇒銃で射撃⇒鎖分銅で捕獲し放り投げる→水の忍刀で斬りつける→マキビシランチャーで追撃⇒本体が落ちて来て一撃→離脱した後5体で高速回転しつつ氷の刃を叩き込む⇒水の忍刀を投げつけてトドメという分身攻撃も可能。
なお、この技も飛影の武装や技を応用したものである。そしてオリジナルとして、水のバリアを生成して敵の物理的な飛び道具を受け流して無効化する水守（ミズノモリ）、氷の鎧を纏い、敵の物理攻撃を防ぎながら逆に相手の獲物を凍らせてしまう氷月（ヒョウゲツ）などの派生技があるなど、かなり応用の効く能力。しかし、砂漠などの空気中の水分が極度に少ない場所ではその真価を発揮できないという弱点もあり、その弱点を克服する為に忍者刀とバトルショットブレードを装備している。元より鍛錬で得た身体能力の高さと格闘技、空蝉、忍者特有の機敏な動きで敵を翻弄し、能力なしでも超人的な戦闘能力を誇る。…汚いなさすが忍者きたない。

備考　生まれつき大気や水の流れが見えるという特異な体質の持ち主である事以外はごく普通の少年だった。ロボットアニメである『忍者戦士飛影』が好きで主役機である外道をバッサバッサと一機で薙ぎ倒す飛影の活躍に憧れを抱く程のファンで父と母の三人暮らしで平和に過ごしていた。しかし、十三歳の時に海外旅行に行った際に鉢合わせしてしまったテロリストの集団に両親を殺され、自分も殺されるという危機が迫った時に彼の中に眠っていた能力が覚醒し、逆に襲ってきたテロリストを返り討ちにする。しかし、まだ力を使うには幼かった事も災いして能力を制御しきれずに暴走、幸いテロリスト以外には人はいなかったが気がつけば辺りは無惨に破壊されていた。両親を失った悲しみとそんな光景を目の当たりにし、自分の力を”呪われた力”と称して最初は自己嫌悪に陥っていたが、もうこの力を暴走させてはならないと自分自身にケジメをつける為、そしてこの力を守る為の力とする為にある資産家の家に養子として引き取られてからは能力の制御と自身の精神力を鍛える事を兼ねて様々な古武術などの修行と鍛錬を行うようになる。この際に憧れであった飛影の戦法を参考にして自身の能力と忍術の融合とも言える戦術を確立させた、ある意味ミズチの血と涙と汗の結晶と言える。なお、嘗ては別の名前があったが、弱かった自分との決別の為なのか一度名を捨て、今は水の竜という意味合いの蛟と名乗っている。なお、見滝原の出身ではなく今回は修行や学業の息抜きを兼ねた一人旅で訪れているらしい。

【色々な作品のネタ（主に忍者系）が混じっているオリキャラですが、参加宜しいでしょうか？】

蛟さん、別に構わないわよ
今みんなで手作りのお弁当を持ってピクニックに来てるのあなたもいかがかしら？

私のはフルーツゼリーだから最後にしてまずは、そのっまどかのクッキーを最初に食べてもいいかしらっ////

蛟さん、別に構わないわよ
今みんなで手作りのお弁当を持ってピクニックに来てるのあなたもいかがかしら？

私のはフルーツゼリーだから最後にしてまずは、そのっまどかのクッキーを最初に食べてもいいかしらっ////

ごめんなさい、また間違えたわ。共有で使うとこうなるから厄介よね

>ほむら

…なんと言うか、此処では名前を語らなくても知っているのが普通なのか？

(少し苦笑いしつつ言うと、少し真剣な表情になり)

>蛟

あんた…蛟って言ったか？ どうして人払いの結界を貼っていたのに入れたんだ？

(それは猜疑の念も向けていた)

【参加許可ありがとうございます。そして追記でこの状態だと魔法要素が皆無で話題を共有しにくそうだと思ったので蛟の設定に追加を入れたいと思います。作品の出展は忍者戦士飛影、サモンナイトクラフトソード物語　始まりの石からです。】

追加装備　

・ゴヴァンの魔剣…異世界、聖地『リィンバウム』にてある一族に製作された強大な力を持つ禍々しい装飾の魔剣。召喚獣を材料に作られているだけでなく、今まで犠牲になった召喚獣の邪念が乗り移っている呪われた呪物。憑依召喚の応用技術が使われているらしく、斬った相手の魂を操る事ができるらしい、またそれがこの剣が作られた目的だという。しかし、この剣を操るには剣の使い手にも相当の技量や精神力が必要なようで資格なき者、または魔力を持たぬ者にこの剣を操る事はできず、その力に耐え切れず死ぬか、もしくは剣に喰われて魂や自我が消滅、剣に宿った犠牲になった召喚獣の怨念や魔剣の意思に肉体を乗っ取られてしまい、もう元には戻れない。原作にてベルヴォレンの肉体を奪い、憎悪のままに主人公達に襲い掛かるが、死闘の末に魔剣を砕かれて消滅した…が、完全には消滅していなかったのか魔石と共にこの世界に流れ着き、蛟によって回収される。蛟にとって唯一魔法に関する武器である。

（現に原作では金の派閥で召喚師でありながら召喚獣を召喚できない事をコンプレックスに感じていたベルヴォレンがこの魔剣と魔石の力の事を聞くや否や、ミシュースの遺跡に存在したこの剣と魔石の力を使い、最強の召喚獣を従えようとするが、最終的には魔剣に喰われ、自我が消滅…それと同時に人の姿やベルヴォレンだった頃の名残を辛うじて保っているものの、禍々しい異形の姿に変貌。魔剣の意思のままに自分達を無惨に殺した人間に復讐する為、全ての人間を滅ぼそうと凄まじい憎悪と怒りと共にラスボスとして主人公達に襲い掛かるが、本体である魔剣を破壊され、今度こそ完全に消滅した）

・ゴヴァンの魔石…ゴヴァンの魔剣と同じ種族によって生み出された強大な魔力を宿す魔石。これ自体が魔力増幅装置であり、ゴヴァン遺跡とその内部の魔晶柱の機能を動かす動力でもある。魔剣、遺跡の機能と合わせる事で召喚獣を支配下に置く事を目的として作られた。しかし、嘗ての実験の失敗で多くの犠牲を出した事から遺跡は強力な結界を張られて封印され、魔石自体もそのまま結界を張る力として利用される事となったが、多くの悪意ある者達に狙われる。最後には主人公一行を偶然遺跡に案内する事になったベルヴォレンがその力を利用しようとするも、本人は魔剣に取り込まれ、主人公に魔剣が砕かれると同時に魔石も砕けた。その後、魔剣と共にこの世界に流れ着き、蛟に回収された。魔力を持たない故に魔石と併用する事で初めて、蛟はゴヴァンの魔剣を操る事ができる。普段はネックレスとして首に下げている。

追加能力　魔剣開放…ゴヴァンの魔剣と魔石を併用し、その力を解放する事で蛟が変化した姿。容姿としては髪が逆立って手足の先辺りが蒼く変質、それ以外の全身が影のように漆黒に変質し、鋭い眼光が光り輝いている事以外は表情すら伺い知れなくなる。漆黒のマントと蒼いオーラを常に纏い、ゴヴァンの魔剣を片手に持った魔王のような禍々しい姿となり歪な片言になる。いわば肉体を乗っ取られたベルヴォレンの色違いのような容姿で能力や技も同質のものが扱えるようになる。
しかし、この姿になってもベルヴォレンとは違い、蛟は強靭な精神力によって魔剣に喰われたり、意識を乗っ取られる事はない。固有能力は使えなくなるが、強大な力を得る他に移動が瞬間移動になり、飛行が可能になる。この状態でしか使えない技もあるが、彼自身はあまりこの姿にすすんでなろうとはしない。その力は非常に強大だが、技以外の魔法系の能力は蛟の肉体に大きな負担をかける為、一戦闘につき六回までが限界である。圧倒的な力と機動力で敵を容赦なく滅する。なおこの姿になると蛟の本体は魔剣そのものとなり、肉体の部分を攻撃してもすぐに復活する為、事実上肉体に対する攻撃は無効。逆に魔剣が破壊されるという事は蛟の死を意味する…が、魔剣そのものが丈夫というレベルを超えて非常に頑丈な為、並大抵の攻撃では傷一つ付かずビクともしない。

>>ほむら　all
…何故俺の名を？俺と君とは初対面の筈だが…ほぉ、成程な。俺の持つ『ゴヴァンの魔石』とは少々違うが…君からは魔石と質の似た力を感じるな。分かった、何の用意もないがお誘いに乗らせてもらおう。特に何かする予定があったわけでもないしな。…見ての通り人付き合いが不得手だが、宜しく頼む。

（偶然見滝原を一人旅で訪れていた黒い装束の普段着を着たどことなく忍者を連想する少年が一人、禍々しい姿をしたゴヴァンの魔剣を隠すように黒装束の上からコートを纏い、胸元にはクリーム色？に輝くゴヴァンの魔石を首から下げている。特に当てもなく彷徨っていたのだが突如見知らぬ黒髪の少女から名を呼ばれる。どうやら彼女の友人と共にピクニックに行く予定らしく誘いをかけてきた。本来ならば怪しむべきところであり、一瞬蛟も怪訝に思ったが、彼女から感じる魔石に似たような力を感じた事によって少々興味を抱いたらしい。そこを敢えて気にせず、無表情のままではあるが快く誘いに応じさせてもらう事にし、肯定の返事を返しながら彼女に対して向き合った）

>>暁
…君は？…そういえば何か異質な力があるような気がしていたが…いつの間にか迷い込んでいたのか…すまん。敢えて心当たりがあるとすれば…この『ゴヴァンの魔石』が影響しているのではないかと推測するが。

（猜疑の目を向けてくる第三者の登場に少々警戒…というよりも相手を品定めするように観察するが、人払いの結界という単語にそういえば妙な違和感を感じていた事を思い出す…どうやら無意識の内に迷い込んでいたようだ。当たり障りなく謝罪を述べながら唯一能力以外の心当たりとして思いついた自身の胸元で輝く強大な魔力を有し、それそのものが魔力増幅装置である『ゴヴァンの魔石』を指指しながら自身の推論を述べて）

>蛟

…魔石、か…また厄介な物を…“俺の世界„でもこの世界でも危険物だな、どう考えてもロストギアだ…

(少しばかり魔石を観察しては、溜め息をつく。それもその筈、暁の勤める時空管理局にて一級危険古代遺産物としか言い様の無い、ロストギアに指定されても可笑しく無い様な物で、色々な意味で呆れを覚えた。まぁ、嘗ての自分の相棒ならば意図も容易く打ち砕けると考えると、少し可笑しい気もしたが、とりあえず問題が大きくなった事に疲れが見えた)

全く…唯でさえこの街に変な魔力生命体が居て、その調査に来たら時空が戻ってるわ魔石を見つけるわ…どうなってるんだよ…ったく…クロノとフェイトに増援でも頼むか…？

(明らかに疲れているその表情は苦労も感じさせた)

>>暁
その口振りだとどこかの組織所属…そして、別世界の出身か。いや、別に魔石単体では少なくともこの世界では装備者の魔の力を高める以外は何の意味も成さない…魔石よりも問題は…ゴヴァンの魔剣だ。この剣は禍々しい強大な力と邪気を秘めている以外にも数多くの怨念や憎しみが宿った呪われし呪物…この剣が製作されるにあたって多くの召喚獣と呼ばれる存在がこの剣の材料に使われただけでなく、無惨に殺され、数多くの血が流れたようだ。
この剣に宿る怨念の集合体…いや、この魔剣の意思そのものは人間に激しい憎悪と怒り…そして復讐心と殺意を抱いている。嘗てこの剣が製作された世界でこの剣と魔石で力を得ようとした男を喰らい、その肉体を得て、全ての人間を根絶やしにしようとした…その時は勇気ある鍛冶師の少年とそのパートナーである魔族の少年が死闘の末に何とか打ち破ったようだが…完全に消滅していなかったのだろう。魔石と魔剣は何の因果かこの世界に流れ着いた…この魔剣に触れた時に断片的にではあるが、思念からそう読み取った。だからこそ、面白半分で魔剣に触れる者が現れる前に俺が回収した、俺ならば魔石の力と俺自身の精神力でコイツを押さえ込む事ができるからな。強靭な精神力や力を持たぬ者がいたずらに魔剣の力を使おうなどとすれば、嘗ての男と同じく魔剣に魂ごと肉体を喰われ、再び過ちが繰り返される…そんな光景が容易く目に浮かんだのでな

（魔石を見てロストギアだと頭を抱えて溜息をつく相手にその反応から相手が何かしらの組織に所属し、尚且つ異世界の出身であると即座に判断する。しかし、誠に恐ろしいのは魔石ではなく魔剣の方であり、コートの中に仕舞われていたゴヴァンの魔剣を徐に取り出す。その刀身には禍々しく強大な力と邪気、そして犠牲となった数多の召喚獣の怨念や憎悪、殺意の念が込められている。蛟自体はこの剣の思念を通じて今まで起こった事とその危険性を熟知していた為、この世界に飛ばされた魔石と魔剣に興味本位で触ろうとする者が現れる前に回収した事を述べつつ、この魔剣の危険性を説く。）

…何というか、苦労しているのだな…待て、今魔力生命体と言ったか？この町に来てからそこらに妙な気配を感じてはいたが…その生命体とは人に害を成すものか…？

（魔剣を再びコートにしまいながら相手の身の上話に内心同情…していた時に聞こえた魔力生命体という単語に反応し、そういえばこの町に来た際にどこからか妙な気配を感じていた事を述べつつ、それは人に害を成すものなのか、と先程までの無表情から一転してそうであるならば己の手で引導を渡すとでも言わんばかりに鋭い視線を向けつつ問いかけ）

>蛟

っと…悪い、自己紹介してなかったな…俺は十六夜 暁。察しの通りだが、時空管理局で一等空尉をしている。別世界の件もその通りだな。そもそも時空が違うと踏んでいるが…俺は幻想郷という所から、数年前にこの世界に来た。今はとりあえず執事と時空管理局を兼ねて活動している…まぁ、魔術と魔法の使い手だ。

(とりあえずの自己紹介をすると、見せて貰った魔石と剣の量の力を見定めると、本当には“魔石よりも剣„と言うが、その魔力増幅という単語を聞くとそれだけで、その厄介の度が増したと感じた。そう、魔力を増幅するのなら、それを利用した無限増幅機なる物を意図も容易く出来てしまう事にも、そして、剣にしろ魔石にしろ、感じた事は…)

…この世界に何故こんな物が流れついたんだよ…少なくとも、この世界では余り見なかった…ましてや外の世界…なのに…何故、それ程の魔力の他に、妖力や霊力が有るんだ？ 特に、妖力は妖怪を信じないこの世界…それなのにそれ程の物を蓄えるのは無理な筈…

(其処まで言うと、問われた事を思いだし頭を振るうと少し冷静になる。自分がこの世界に来たのは、とりあえずアイツのせいだから関係は無いと考えつつ、魔力生命体についての説明をどうするべきか、と考えた。本来ならば、それは極秘の資料。それを一般人に開示するべきか？ 其処まで考えて、自分も昔は相棒と同じ解決者なる者だったのだし、それに協力してくれるのなら大いに結構だと思った。蛟の発したあの言葉…暁が感じたほむらの魔力の“違和感„…その正体が魔石に似ているという事は、それは恐らく下手をしたら、ほむらやまどかの“破滅„が来る事を意味しているからこそ、ならば助けなければと思った。知り合って間もないが、それでも友人で有り、可愛い乙女でも有り、そして助けられるのなら助ける。それが自分の“罪滅ぼし„であり、昔相棒と決めた、今の生き様だからだ。ならば、彼も居た方が対処も早く完成出来ると思うからこそ、それを伝える事にした)

…そうだな…魔法生命体…通称、“魔女„…文献にはそう残っていた。どうやら、インキュベーターって奴が、銀河の寿命を延ばす為にという、現時点ではかなり意味の無い行為だが…それを行う為に魔力を持った少女…その少女に一つだけ願いを叶えると言い、契約させ魔法を使わせるんだ。が…問題はその先だ…その少女が何らかの理由によって魔女になる様だ…そして、魔女と呼ぶ極めつけの理由が、魔法語…主に魔女言語が、その魔女の居る空間の何処かに書かれているらしい。そして、その画像も管理局が一つ取れた。その魔女は…少女が倒していたな。恐らく、契約させられた少女の一人だ…そして、魔女は…生に害を及ぼす。

(其処まで言うと、暁は少し考えると、何やら余り見ない様な機械を取りだし、それに話しかける)

クロノス…どうやら、相当大変な事になりそうだ、クロノとフェイトに通信を繋いでくれ。

『ok、マスター…しかし、まさか我々以外にも魔法を使う人達が居るのですね』

ああ、俺も心底驚いた…で、繋がったな。

『どうした？ 暁…いきなり連絡をしてくるとはな』

『そうだよ、暁君…何か有ったの？』

(空中にモニターが現れ、其処に出てきた金髪のツインテールにした少女と黒髪の少年…いや、青年が応答すると、暁は少し安堵した)

…俺達以外に魔法を使う奴が居た。しかも、多数世界に詳しい。

『…成る程、で、増援を…か？』

悪い、その通りだ…頼む、クロノ。

『分かったよ、暁君…そ、それじゃあ…私も行くから、待っててね？』

…お、おう…どうしたんだ？ そんなに顔を紅くして…

『…バカ』

(クロノと呼ばれた青年はやれやれと溜め息を付き、フェイトという少女は少し涙目になりつつも顔を紅くしたままだ。暁には悪気が無く、鈍感というのが目の前に居る蛟にも読み取れる瞬間だった。この間、ほむらに見られて無いか…とも考えたが、魔力は蛟の物しか無い為それは無いと結論付けた…勿論、フェイトは少し怒っているが、とりあえず暁は「頼む」とだけ二人に告げて通話を切る。フェイトが慌てていた様にも見えたが、暁はとりあえず気にしないでおいた)

…とりあえず、増援の連絡はしておいた。蛟…こんな感じで悪いが、俺と協力してくれるか？ 理由は…まぁ、言うとしたら…目の前で破滅しそうな彼奴等を守る為、だな。

(暁はそう言うと、少し微笑んでみせた。彼ならではの笑みだろう。とても、良い笑顔…そして、その裏には決意も灯っていた)

う、うぅ…みんな長いよっ！リリスのこと忘れないでよーっ！！！
あ、初めましてミズチ、あのね、リリスって言うの！リリスね、魔術師だよー？あのね、リリスミズチといっぱいお話ししてみたいなっ！
あとほむねぇがご迷惑かけました、しめておきました。

ミズチも一緒にピクニックいこっ！！手作りのおべんとーもってね、みんなでピクニックしてるの！

>>暁
暁…か、分かった。時空管理局に、幻想郷…聞き慣れん名だ…少なくとも俺の知る限りの知識では、な。軍と執事の兼業とは…少々酔狂だな…俺も人の事が言えた義理ではないか。
俺も生まれはこの”名もなき世界”ではない。ある一族によってゴヴァンの魔剣と魔石が作られたマナに恵まれし異世界”リィンバウム”…その世界を取り巻くように存在する異世界の一つ、鬼や龍、妖怪、そしてリィンバウムや名もなき世界以外で唯一人間が住んでいる”鬼妖界・シルターン ”の生まれだ。…尤も、生まれてすぐの赤子だった俺は原因不明の次元の狭間に巻き込まれ、この世界に流れ着き、その後は独りだった俺を拾ってくれた義理の両親に育ててもらったのだがな。だから本当の両親の顔すら分からない、義理の両親も、あの忌まわしい事件のせいでいなくなってしまった…職業では一応忍…という事になるのだろう。追加で入れるならば魔剣と魔石の守護者だな…シルターンの出身である事を考えれば、俺が忍になるのはある意味必然だったのかもしれないが…

（相手の名、所属、出身を復唱して所属組織と出身地については聞き覚えがない事を明かしながら、軍属でありながら執事を兼業している事に奇妙さを感じるが、自分も人の事は言えないと片手で頭を抑える。そしてその紹介に返す形で自分が元々この世界での生まれではなく、異世界リィンバウムを取り巻いている異世界の一つ、鬼妖界・シルターンの生まれである事と、自身の身の上話のほんの一部と自身の正体が忍である事を明かす。そしてその証明の為か自分自身の能力にて空気中の水分を圧縮させて高圧水流カッターの如き鋭い切れ味を誇る水の忍刀を生成、逆手持ち二刀流に構えた後、能力を解除して水蒸気として霧散させ）

その疑問には俺が答えよう。…先程も言ったが、この剣には数多の召喚獣が材料に使われ、無惨に殺されている。…その邪気や怨念は一つや二つではない…機界・ロレイラルの機械兵士や機械人形（フラーゼン）や融機人（ベイガー）、霊界・サプレスの幽霊に悪魔に天使、幻獣界・メイトルパの亜人や幻獣、そして鬼妖界・シルターンの妖怪や鬼や龍…中には名もなき世界の人間のものと思われる思念もある。魔剣を自らの欲望の為に作り上げた一族に余程苦しく、惨い殺され方をされたのだろう…そんな多くの世界の召喚獣達の苦しみや怒り…憎しみや嘆きなどのおぞましい怨念が原型を留めない程にグチャグチャに混ざり合っている…言わば、この魔剣自体が複数の召喚獣の怨念と穢れ、複数の強大な力を溜め込んでとんでもない化け物と化しているという事だ

（相手が何故魔剣に妖気や霊力があるのか、という疑問を投げかけたので、この剣の製作の際に多くの世界の召喚獣が犠牲になった事、そしてこの剣はそんな数え切れない程の召喚獣達の怨念や邪気が原型を留めぬ程にゴチャゴチャに混ざり合い、穢れ以外にも複数の力を溜め込み、その咎の深さと剣そのものがとんでもない化け物であるという事実を述べて）

魔女…途端にきな臭い話になったな。…そのインキュベーターだったか、奇跡の押し売りでまだ正常な判断能力に乏しい者を誑かせているのだろう…早い話が全てそいつの自作自演というわけだ。…そして無意味な事をただマニュアル通りにしかできず、無関係な他者を巻き込んで踊らされている、実に愚かで滑稽…どこまでもド外道でとんだ傀儡だな…ここまでの愚者はそうはいないだろう。ならばそれ以上言葉はいらん…人に害を成すならば、”仕事人”として始末するまでよ…

（魔女という単語を聞くも、リィンバウムの知識を魔剣の思念を通じて知っていたのでそこまで大きい反応は示さない。その代わりにインキュベーターの意味のない自作自演の愚行に対してかなり辛辣な批判としてあまりに滑稽かつド外道でとんだ傀儡だと少々の嘲笑を込めて酷評する。その後の魔女の性質を聞くと、今までの無表情のままではあるが命を無差別に奪う魔女を容赦せずに始末すると”仕事人”としての顔を見せ）

…それが君の武器…いや、相棒か。…あの二人組、君の同僚なのだろう?…それぞれ何か言いたげだったが…そんな対応で大丈夫か？…無論、断る理由がない。例え断られようとも、俺には守るべき命がある、背負うべき明日がある…無意味に人を傷つけ、命を奪う存在や外道、下衆を生かしておくわけにはいかないんでね…それが影に生きる仕事人というもの…そして何より、それが俺自身の”信念”と”覚悟”だ。…魔剣や魔石について俺に任せておけば何も心配いらない

（クロノスに対して話しかける相手の様子を見ながらあれが彼の相棒なのだと認識する。その後、モニターに映る黒髪の…青年と金髪の少女が暁と話し始める…どうやら二人組には此方の姿は見えていないようだ。途中から二人組それぞれで暁に何か言いたげな様子をしていたが、暁自身があまり気にした様子を見せない…一応確認の為に問いかける。その後、暁の方から俺に協力を取り付けてきた…答えは最初から決まっている。俺は元より、無意味に人を傷つけ、命を奪う存在や外道、下衆を生かしておくつもりはない…俺はあの時から”仕事人”として数え切れない程の場数を踏んできた。それが俺の”信念”と”覚悟”…たとえ修羅の道を歩もうとも、それが影に生きる俺の生き様だ。彼は俺に対して微笑みを向ける…俺は彼のように表情からの笑みを浮かべる事は恐らくもうできないだろう。笑みは返せないが…俺の信念と覚悟を告げる。汚れ役は俺一人でいい…それが俺なりの意思表示だ）

>>リリス
…魔術師…召喚師とはまた違う存在、か。もう知っているだろうが、一応名乗っておく…俺は蛟、鬼妖界・シルターン の出身で忍の仕事人…そしてゴヴァンの魔剣と魔石の守護者…見ての通り人付き合いは不得手だが、努力はしよう…そうか…。生憎食事は非常食程度しか持ち合わていないが、それでいいというのであれば、同行しよう…宜しく

（突如現れた十くらいの少女の自己紹介に対してもう完全に耐性がついたのだろう、そうなればもう慣れたものである。自身もその紹介に対して名乗り返し、話がしたいという相手に人付き合いは苦手だが努力はしようと改善はしようという意思は見せて…あの黒髪の少女はどうやら何らかの方法で折檻されたらしい…内心で彼女も苦労しているのだな…と取り留めのない事を考える。現時点では簡易的な非常食しか持ち合わせていないが、それでもいいのならば同行すると全く表情が変わらないままそう述べて）

蛟、インキュベーターに惑わされて破滅していった者を私は沢山見てきたわ
それこそ数えるのを諦めたくらいに

それよりも二人ともピクニックを楽しみなさい、せっかくなんだから

そーだよー、ねねミズチは何かないの？リリスね、おべんとーは作れないからお菓子の詰め合わせを買ってきたの！人間の食べ物ってよくわかんないけど美味しいからすきっ！

まどかお姉ちゃんがクッキー焼いてね、すんごく美味しいからミズチもあかつきもほむねぇも食べよ？
みんなで仲良く、だよー

＞ほむらちゃん
てぃへへ～～～ほむらちゃんもクッキー食べてほしいな、口に合うかどうかわからないけれども///（恥ずかしそうに微笑み

>リリスちゃん
リリスちゃんもクッキーを食べてね、チョコクッキーもあるんだよ（チョコクッキーをリリスちゃんに渡し

>暁君
本職って事は暁君はパティシエなの?（少し驚き

＞蛟君
あ、あの…お兄さんは誰ですか？（ほむらちゃんの後ろに隠れながら

わーい！………美味しっ！このチョコクッキー美味しいね！
まどかお姉ちゃん料理上手だね。リリスもおりょーりしてみたいな

>>まどか
…驚かせてしまったようだな。俺は蛟…鬼妖界・シルターンの出身で影に生きる忍だ。どうやら当てもなく彷徨っている内に何時の間にかここに迷い込んだらしい…恐ろしいか？得体の知れぬ俺が…だが俺は君達に危害を加える気はない…ましてや君達の邪魔をしたりもしない。そして、できることなら…信じて欲しいものだな、俺を

（黒髪の少女に隠れて此方に恐る恐るといった感じで話しかけてくる桃色の髪の少女…先程から感じていた気配の最後の一人と思われる。…恐らく突如現れた得体の知れない俺に対して戸惑いと少々の恐怖を抱いているのだろう…自身の正体を明かし、敵意がない事を明かす。…証拠と言っても出せるものはないが、こればかりは相手に俺のこれからの行動を見て信じてもらうしかないだろう。俺は素手で両手を挙げながらそう告げた）

>>ほむら
…どうやら外道の咎は相当深いようだな、取り繕った弁舌の影から薄汚い欲望が透けて見える…。君も聞いていただろうが、俺は”仕事人”として暁に協力する事にした…俺からすれば魔女もインキュベーターも…始末しなけりゃならない存在に変わりはない。外道に慈悲なき滅びを、”命の輝き”を失い、生ける者に仇名す事しかできなくなった魂に安らかな眠りを…無論、足手纏いになるつもりはない

（黒髪の少女はインキュベーターの愚行を幾度も垣間見ているらしい。…罪のない命を独り善がりな独善と自身の私欲の為に奪うその腐りきった性根…よもや生かしておく理由はない。彼女に一応暁の協力要請に応じる事を伝える…たとえ相手が異能の存在であろうが、関係がない…「人々の命を守る」という信念に則り、そのために「奪うべき命は容赦なく」奪ってきた。そのスタンスは何者が相手でも変わらないのだ）

…悪いな、事情あってあまりこういった事には慣れていないんだ…では、その言葉に甘えさせてもらおう…元より息抜きの為の一人旅だしな

（少女は俺達にせっかくだからピクニックを楽しむように、と言ってきた。…確かに俺は元々息抜きの為に一人旅をしていた。その本分を忘れてはならないだろう、彼女の言う通りここは”楽しむ”というのが筋だ。今後気をつけなければな…そう思いつつ、頷きながら返答を返す）

>>リリス　ほむら　まどか
…そういえば非常食以外にも持ってきていたな。一人分しかないが俺が支度して来たのは…いかなごの釘煮とチリメン山椒を具に使った五穀米の握り飯、季節の野菜の糠漬け、烏賊と蛸の塩辛、鶏肉と漢方、複数の野菜を煮込んだ上湯仕立ての薬膳スープだな

（リリスは何かないのか、と尋ねてきた…そういえば、今朝に自作した握り飯と糠漬け、塩辛と薬膳スープを持って来ていた事を思い出す、保存の効く健康食中心なのは食事から健康的な体作りをしている為で、すべて俺が自作したものだ…こういった事を全く想定していなかったので一人分しかないが…少々やってしまった感を感じながら、竹皮に包まれた十個の握り飯と糠漬けと塩辛がそれぞれ入ったタッパー、薬膳スープが入った水筒を取り出して）