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蛟(ミズチ)

年齢　16歳

容姿　茶髪のウルフカットに少々三白眼気味の無愛想な人物。現代の普段着レベルにまでアレンジこそされているが、どことなく忍装束を彷彿とさせるような黒い装束を身に纏っている。

身長　160cm …程と思われる。

性格　幼少期は非常に明るい性格だったが、ある事件を切欠に殆ど感情を露にする事がなくなり、何事に対しても冷めたような…というよりは人付き合いに慣れていない印象を受ける。そんな反応から誤解されやすいが、決して冷血漢というわけではなく、自らの経験から特に無慈悲な死、もしくは一方的な暴力などによって人命が失われる事を誰よりも嫌う。その為そんな現状に出くわせば、真っ先にその危機を救うほどの心優しい性格なのだが…まぁある意味不器用な奴である。なお、テンパると無自覚に時折忍殺語みたいなナニカを口走る事がある。

武器　

・忍者刀（二本一組）…蛟の能力が使えない場所において使われる二振りの刀。日本刀とは違い、忍刀という反りが少ない刀。単分子レベルにまで研ぎ澄まされた業物であり、切れ味は抜群である。

装備　

・バトルショットブレード（銃モード）…蛟が幼少の頃に見ていたロボットアニメ『忍者戦士飛影』の主役機である飛影の武装を擬似的に再現したもの。能力が使えない場所での戦闘力の半分をまかなう主武装であり、手持ちの実弾銃。忍者刀が収納されている。

能力　ある事が切欠で発現した蛟の能力。元々大気や水の流れを読み取れるという特異な体質の持ち主だったという事が影響しているのかは定かではないが、大気中の水分や水そのものを自在に操る事ができる能力を持つ。これによって空気中の水分を圧縮してダイアモンドすらスッパリと両断する高圧水流カッターの如き切れ味を誇る水の忍刀を生成して怒涛の剣さばきで攻撃したり、その忍刀の生成を応用して水の高圧手裏剣を撃ち出すなどの芸当も可能。また、空気中の水分を急速に圧縮・冷却する事で、氷の壁や氷の刃、更には自身の分身を生み出す事もできる。
これを応用して空中から鋭い氷のマキビシを大量に生み出し複数の相手の頭上から雨霰とばら撒いて攻撃するマキビシランチャーや複数の氷の分身と共に連携して走りながら分身⇒銃で射撃⇒鎖分銅で捕獲し放り投げる→水の忍刀で斬りつける→マキビシランチャーで追撃⇒本体が落ちて来て一撃→離脱した後5体で高速回転しつつ氷の刃を叩き込む⇒水の忍刀を投げつけてトドメという分身攻撃も可能。
なお、この技も飛影の武装や技を応用したものである。そしてオリジナルとして、水のバリアを生成して敵の物理的な飛び道具を受け流して無効化する水守（ミズノモリ）、氷の鎧を纏い、敵の物理攻撃を防ぎながら逆に相手の獲物を凍らせてしまう氷月（ヒョウゲツ）などの派生技があるなど、かなり応用の効く能力。しかし、砂漠などの空気中の水分が極度に少ない場所ではその真価を発揮できないという弱点もあり、その弱点を克服する為に忍者刀とバトルショットブレードを装備している。元より鍛錬で得た身体能力の高さと格闘技、空蝉、忍者特有の機敏な動きで敵を翻弄し、能力なしでも超人的な戦闘能力を誇る。…汚いなさすが忍者きたない。

備考　生まれつき大気や水の流れが見えるという特異な体質の持ち主である事以外はごく普通の少年だった。ロボットアニメである『忍者戦士飛影』が好きで主役機である外道をバッサバッサと一機で薙ぎ倒す飛影の活躍に憧れを抱く程のファンで父と母の三人暮らしで平和に過ごしていた。しかし、十三歳の時に海外旅行に行った際に鉢合わせしてしまったテロリストの集団に両親を殺され、自分も殺されるという危機が迫った時に彼の中に眠っていた能力が覚醒し、逆に襲ってきたテロリストを返り討ちにする。しかし、まだ力を使うには幼かった事も災いして能力を制御しきれずに暴走、幸いテロリスト以外には人はいなかったが気がつけば辺りは無惨に破壊されていた。両親を失った悲しみとそんな光景を目の当たりにし、自分の力を”呪われた力”と称して最初は自己嫌悪に陥っていたが、もうこの力を暴走させてはならないと自分自身にケジメをつける為、そしてこの力を守る為の力とする為にある資産家の家に養子として引き取られてからは能力の制御と自身の精神力を鍛える事を兼ねて様々な古武術などの修行と鍛錬を行うようになる。この際に憧れであった飛影の戦法を参考にして自身の能力と忍術の融合とも言える戦術を確立させた、ある意味ミズチの血と涙と汗の結晶と言える。なお、嘗ては別の名前があったが、弱かった自分との決別の為なのか一度名を捨て、今は水の竜という意味合いの蛟と名乗っている。なお、見滝原の出身ではなく今回は修行や学業の息抜きを兼ねた一人旅で訪れているらしい。

【色々な作品のネタ（主に忍者系）が混じっているオリキャラですが、参加宜しいでしょうか？】