君の声が、その、何処までも見透かすような瞳が、僕の神経を蝕んでいく。 侵食されていく細胞は、何れ二人を殺すだろう。 朝の微睡みのような怠惰な安息が、赤い体温とその汚れた赤より深い愛をもたらした。 愛しい君よ、どうか君だけは綺麗なままで