三丁目のミケ 2025-04-15 23:21:00 ID:653903222 |
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っ、いやや、吐きたない…っ
(涙目になりながら少しの間嘔吐を拒否していたが、吐き気に耐えられず医者もいる前で嘔吐受けに戻してしまい。ぐす、と泣き声を漏らしながら何度か吐いて)
…っ、けぽ、ぉえっ…!…も、いやや…っ、!
夕陽はん……、…っ……、しっかり、治しましょうね……
(もう吐くものなんてないだろうに、相手の様子を涙を浮かべて眺めるしかなく)
きっと治ります…、大丈夫ですから……。
っ、はぁ、…っ、はぁ…
(少しすると吐き気は落ち着き、それを見た医者は吐き気止めの点滴バッグを交換して病室を去っていき。その後ようやく薄らと目を開ける事が出来ると、涙を浮かべている相手の顔が見えてそっと頬を撫でようとして)
…れい…?長い入院になると思うけど、ちゃんと治すから、傍おってな?世話かけんねぇ…
うん、治って下さるのが一番ですから……元気になって…。
(祈るように言って、撫でてくれる手にそっと手を重ね。)
世話なんてとんでもないです、…これくらい…。夕陽はんが元気になるならできること、なんでもします。
…そこまで慕ってくれるんなら、治し甲斐もあるなぁ…
(相手の様子には微笑を浮かべて上記伝え。様子を見に来た看護師が『そろそろ面会時間終了ですからね』と伝えてきて。もうそんな時間か…と少し寂しさを滲ませつつも相手を帰らせようとして)
…もうそんな時間なんやな。ここおっても休まらんやろうし…麗は一旦帰りや?
お慕いしてますよ、ずっと……。
(出来るなら側でずっといたい気持ちを抑えながら、名残惜しそうに手を離し。…帰っても誰もいないのだなという寂しさを抱えつつ、面会時間は守らなければいけない。帰りの支度をしながら声を掛け)
うん、…。必要なもんとかあったら、連絡してくださいね。……ほな…。明日も、毎日来ますから。
お、嬉しい事言うてくれるな…解った、麗もなんかあったら連絡しいや?寂しい、って顔に書いてんで
(相手の言葉にふわ、と笑うと上記伝え。もっといて欲しい、とはついに言えず帰り支度をする様子を眺めていて。嘔吐受けが視界に入っていると吐き気が増す感じがしたので、寝ている自分からは見えにくい位置に置き)
ほなら、麗も無理せんでな?気ぃつけて帰り
…寂しいですよ。……連絡します、たくさん。…
(あまり病院に迷惑をかけてはいけないと身支度を済ませると、荷物を持って。)
うん、…夕陽はんもお大事にな。連絡するって言うたけど、無理せんでゆっくり休んでくださいね…。
ふ、えぇよ、いっぱい連絡しぃや…解ってるて…そんな心配そうな顔せんでええよ?…またなぁ
(相手の去っていくのを見なくていい様に仰向けでいるが、その声音は自分に会えなくて寂しいと相手が思ってくれている…と嬉しそうで。その夜は1人になった病室で、吐き気と腹痛で苦しく中々寝付く事が出来ず、相手からの連絡を待っていて)
…やっぱ1人やと、余計にしんどい…もう出るもんないて…
…夕陽はん、元気かな……少しは休めとるとええんやけど…。
(一人部屋に帰るとひどくしんと静まっていて。早くも寂しさが込み上げる。昨日までは一緒にいたのに…。スマホを取り出しては、メッセージを書いて送り)
「夕陽はん、寒くないですか、ちゃんと眠れてますか…?こちらは少し、寂しいです」
ぅ、っ、はぁ、はぁ…っう、ぉえ…
(嘔吐が続き、少し強い薬を入れて貰う等して結局返信出来たのはその日の深夜で。こうしてメッセージを打っていると1人だと自覚せざるを得なくなり、しんどさ故かその目から涙が溢れ)
「遅なってごめん、吐いてしんどくて、寝られへん…俺も会いたいわぁ…」
(返って来ない返事を今か今かと待ちながら、眠れずに不安を抱えていて、通知に気がつくとすぐさま返事を返し)
「返事おおきに、…まだ吐き気治らんのですね。通話…は無理ですもんね。…うちも眠れなくって…。なんでもええからお話しましょう」
んー…参ったなぁ…
(返事を読んで、苦笑しつつ上記を言い。吐き気で長時間画面を見続ける事が出来無いが、長くやり取りをしていたいのは本心で。どうしたものかと考え、下記を打ち込んで送信し)
「画面見んのしんどいねんな…でも少しならえぇよ。…今日は朝から何の用事やったん?」
そっか、画面見るのもあかんのか…。
(悲しそうに呟いて、出来るだけ簡潔な文をと思うも、長くなってしまって)
「厳しそうなら途中でもすぐ寝て下さいね。今日は個展の打ち合わせでした。どうしても外せなくって…夕陽はんの側にいられたら良かったのに…」
っう、こぽ、っげろ、うぇえ…っ
(比較的穏やかな時に返信をしたかったが、返事の内容を考えている途中で思いがけず決壊し、病衣や布団を汚してしまい。それらを全て片付けて貰ってから、ようやく返信して)
「急に吐いてしまって、片付けしてもろてたわ。多少すっきりしたけど、吐く、って直前まで感じせぇへんかった…慣れるって怖いなぁ。…そうかー、大事な用事やってんな。そんなんならしゃあない、俺やって麗の邪魔はしたないからな…麗がヘコむ事やあらへんよー?」
(また吐いた、と書かれていて少し涙が出そうになり、病院で対処してもらった方が良い方向に行く…と信じ)
「あんま無理せんで…、いうても、吐き気だけはどうしようもないですもんね…。でも、タイミングとか…今日は休んでくださいってもっと言っておけば良かった…。いえ、こんなこと、言うてもしゃあないですね…」
(返事の内容は後悔の念を感じさせるものばかりで、何だか自分が相手を責めている様な感覚に陥り、申し訳なくなり)
「感覚解れば対処出来るんやけど、不意に吐きそうになる事もあるから怖いんよね…いやそんなん、ええんよ。…けどやっぱり麗の声直接聞いた方が元気になれる気ぃするから、今日はもう寝て明日また病院来てや。いっぱい頭撫でたるさかいな…おやすみ、麗」
(自分の不甲斐なさを悔いながら、楽しい話題が出せないことに申し訳なさを感じ…返事を書きながらベッドへと寝転がる)
「おやすみなさい、夕陽はん。明日も必ず行きますから…、なんか欲しいもんあったら、連絡してくださいね。…それじゃあ、眠れますように……」
「わかった、何かあれば連絡するな。麗もゆっくり休みや」
(上記を打ち込むと、スマホをサイドテーブルの上に置き。その後翌朝まで、何度か制吐剤を入れて貰うも吐き気は治らず、尚且つ胃の中は空なので吐けないという苦しい状態が暫く続いていて。鎮静剤を打って貰うとようやく落ち着き、相手が来るまでは眠っていて)
…すぅ、すぅ…
「失礼します。夕陽はん?……ああ、よう寝てはるな」
(翌日、面会時間になると扉を開いてよく眠っている相手へ声を掛け、さらりと髪を撫で)
「……寝とる間が一番穏やかやねえ……。いつもこうならええのにね…」
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