君と同じ夢を見たい〆

んー、寒くなったら嫌だなと思って…へへ、ありがと。

なら、これ…（ブランケット一枚増やしてかけて)これならそんなに重くねぇから大丈夫だろ？割と暖かいしなっ…（再び手を握れば指絡め恋人繋ぎにして)

稜は仕事行ったかな、微熱位までは下がったよ。来週からは出勤も出来そう。ありがとうね。

昼飯ー。お、微熱に下がったんだな…良かった（ベッド脇でおにぎり齧りながら額に手を当てて) じゃ、今週末で治さなねぇとな…。

今日もお疲れ様、また冷えてきたね。稜も暖かい格好ちゃんとしてる？（毛布の中から顔出し相手を探して）そろそろカイロの出番だよ…

そうだな、俺か？俺はお前が居れば暖かいから平気だけど？カイロ買って来ようか？（俺を探している様子相手、その隣に横になれば後ろからぎゅっと抱き締めて)…ただいま。

オレがいない時はどうするつもりなのさ。んーん、今は一緒に居たいから（くすりと笑いながら抱き締め返し、買い出しの申し出はやんわりと断って）ふふ、おかえりなさい

んー。居ない時？居なくなんの？なら明日帰りにでも買って来る…（腕の中で抱きしめ返して来る相手の頭をふわりと撫でれば、額同士をくっ付けて) だいぶ良くなったみたいだな…。

居なくならないってば、違う違う。今はこうやってベッドに張り付いてるけど、仕事だの用事だので会えない時の話だよ。（目の前の相手の姿に笑みを見せつつ頬に手を伸ばしそっと触れ）おかげさまでね、あとは体力と食欲を戻さないと…

あー…。ははっ、俺も出掛ける時はちゃんと着込んで出掛けるから心配すんな？（勘違いして居た事に頬を掻きながら答えれば頬に触れた手に掌を重ねて…そっと顔を相手に寄せると額にキス落として) 何か食べたい物は？明日買って来てやる…。

信用ないなぁ、まあこの有様じゃ仕方ないか（困ったように笑いながら重なる手を返して指を絡め、落とされたキスにはにかんで）食べたいもの…りんご、とか。

信用してないんじゃねぇよ…本当に居なくなった時の事考えたら俺キツい…。なんつうの…大智が居なくなるなんて考えたくもねぇわ…（指を絡めつつ覆い被さる様に相手の肩口に額をくっ付けると『あー…情けねぇ…悪りぃ。』と一言呟き、鼻を啜って) ん、りんごな。わかった美味いやつ買って来る…

…ねえ、稜。ちょっとこっち向いて？（相手の口から出てきた言葉に一瞬驚くも、すぐに愛おしそうに目を細め相手の頭をぽん、と撫で）ありがと…楽しみにしてる。明日はお粥にも挑戦してみようかな…

忙しいかな、ごめんそろそろ寝る…また明日。（頭そっと撫で目を閉じて）

あぁ？いやだ…今は無理。（本当なら顔を見て『何？そんなに俺の顔見てぇのー？』なんて笑い掛けるところだが、今は無理。涙で滲んだ目を見せるわけにはいかない。グッと唇噛み締めれば大きく息を吸い込んで、頭を撫でられよう…。）楽しみにしとけっ、すげぇ美味いりんご探して来るから…。おぉ、食え食え！食って力つけろっ！

あ、悪い。持ち帰りの仕事しながらだった…。うん、また明日。おやすみ…（相手の隣に寝転がり頭を撫でて)

稜ー…？（起き上がり相手を探して部屋の中をきょろり）

んー。悪い…昨日仕事遅くて今日早かったから、会えなかったな…（相手見つければ後ろから抱き締めて)俺…ここ。
はい、りんご…。

あ、いた良かった（相手の姿見つけてほっとし）大丈夫？ちゃんとゆっくり休めそう…？お疲れ様（腕に手を添えながら心配そうに眉下げて）ふふ、美味しそうな林檎だね。ありがとう！

んー。今日も中々遅くなりそうだ…心細いだろ？ごめんなっ。（抱きしめる相手の顔横に自分の顔を出して額を頬につけて)大丈夫だよ…ありがとう。（優しく髪を撫で…）無理しない程度に食えよ…？