君は可愛い後輩くん_nl

…うん(背後に立ちこちらを見下ろす相手の顔を見上げればなんとなく見つめて小さく頷き。2人外へとでて歩き出すと特に話題も思い浮かばず「…寒いね」と当たり障りのない事を告げてはマフラーに顔をうずめ。)

こんな中一人で帰ったら襲われますね。
(真っ暗な辺りを見渡しては上記を告げ。帰路を二人で歩いていれば相手が話しかけてくれば「確かに寒いっすね」と言葉を返して「先輩はなんか得意なことあるんすか？」と続けて)

ん？…あぁ、確かに速水君危ないかもね、(相手の言葉に少し考える素振りを見せては、女子達に囲まれる相手を想像して頷き。次いだ相手の質問にはこれ、と自信を持って言えることがなかったのか数秒唸って考えるも、「んー、お弁当作ったりはするけど…」と無難な返答。)

え？俺っすか？
(まさかの己の名前が出れば驚きを隠せず「いや、俺じゃなくて先輩っすよ。」と手を左右に振り。数秒唸って考える相手をじっと見つめお弁当作りだと言われれば「あぁ、弁当？誰かに作ったことあるんすか？」と問いかけて)

えっ私？いやいや、それはないよ(相手の反応に同じく驚いた様子を見せればあっけらかんと笑い飛ばし。さらに掘り下げられると「んー、そうだな、弟にならあるよ。」と首を傾げつつ返答して。)

この流れどう考えても先輩にきまってるじゃないですか
(相手の言葉にいやいやと手を左右に振りながら上記を告げ。「弟いるんすね？じゃあ弟以外の人にはないんすか？」と更に問いかけて)

…じゃあ、襲われたら助けてね、(相手の言葉になんと返そうか暫し考えるも、いたずらっぽい笑みを浮かべれば冗談めかして。次ぐさらに突っ込んだ質問には「ないない、そんな大したもの作ってないし」と手を左右に振り。)

えー、どうしようかな。
ピンチの時こそ荒井先輩っすよ
(頭の後ろで手を組ながら上記を告げ悪戯に微笑みながら。「へぇ、そうなんすか」と意外だったのかふーんと言うような表情で左記を述べ)

またそれ…ほんとにほんとに違うんだから!、(またも出てくる名前に拗ねたように眉根を寄せ軽く相手の事を叩き否定して。「ん…速水君はなんか、いっぱいお弁当もらってそうだね」と相手の目の前の山積みになった弁当箱を想像してふっと小さく噴き出し。)

ふは、冗談っすよ。
(拗ねたような素振りを見せる相手に思わず吹き出して笑ってしまい。「んぁー、いっぱいはないっすけどまぁ試合の時とかはそれなりには…」と過去を思い出すかのように考えては左記を述べ)

…まったく、(相手の笑顔に怒る気も失せたのか片眉下げ一息吐いては釣られて笑い。「やっぱり。速水君の彼女は苦労するね。」予想通りの反応に数度頷いては左記を返し。)

ふふ、すみません
(釣られて笑う相手を見れば一言謝罪の言葉を添えつつ笑顔で告げて。「そうなんすかね？」相手の言葉を己自身はよく理解しておらずキョトンとした表情で返答して／すみません!!寝落ちしちゃいました!!)

(上げておきますね)

そうなんすよ、(冗談めかして相手の口調を真似て相槌をうてばたまらず噴き出し。話してる間にも駅へと近づけば、相手のこの先の帰路もわからないため「もうすぐそこだから、ここまででいいよ。」とあしをとめて。)

(/遅くなりました;;、)

そうですか？じゃあ気をつけて帰ってくださいね？
(駅に近付き相手がここまでで良いと言えば周りを見渡して上記を告げ「じゃあ俺も電車に乗って帰ります」とニィと微笑み。…日付が変わり…。「ふわぁ…、ねっみぃ」と欠伸をしながら校門に入れば同級生の女の子たちが挨拶をしに集まりかけて／大丈夫ですよ！丁度覗いたら主様がいてナイスタイミングでした(笑)場面を変えちゃいましたが大丈夫でしたでしょうか？)

うん、…またね、(もうこうして密に関わることもないだろうと考えたものの、無難な挨拶をしてひらりと手を振れば駅内に消える相手を見送り帰路へ着き。…)
やばい、覚えられない、(小テストのために単語帳を開き穴が空くほどに眺めるも頭に入らず。何度か人にぶつかりそうになるも気にせず単語帳を眺めたまま校門をくぐり抜け。)

(/よかったです、ナイスタイミング笑
場面転換もありがとうございました〜！)

あぁ、おはようさん。
(同級生の女の子たちが『陽翔くん、おはよう』と挨拶をすれば眠たいのか気だるそうに挨拶を返していれば己の前に単語帳を眺めながら危なげに歩く見知った相手を見つければ暫く見て／本当ナイスタイミングです!!)

…わっ、と、ごめんなさい、(下ばかりみていた為に遂に登校中の生徒にぶつかると慌てて頭を下げるも、やはり余裕がないのか直ぐに単語帳をひらきぶつぶつと呟きながら眺め。)

何やってんだか…
(暫く見ていた相手がついに登校中の生徒に衝突すればハァと溜め息を1つ吐いては挨拶をしに来た女の子たちを置き去りにして相手に近寄り「先輩、勉強熱心なのはいいですけど、さすがに真っ直ぐ前見て歩きましょうよ？」と背後から声を掛けて)

速水君？(突然背後に立たれると驚いたように上を見上げ、その顔を見ればさらに驚いたように目を丸くして。「えへ、もしかして見てた？」なんて後頭部搔きつつ誤魔化すように笑ってみせて)