匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「………お目出度い頭だな、ホント。」
(ぼそり、と聞こえないように低く呟き─心地好い脈動が伝わってくる"神風"のシートに手を置きながら景色を眺める。時折吹き抜ける涼しい風に目を細め、暫くの間そうしていたが─ふと腕時計に目を遣れば、そろそろ昼時だ。ベンチから立ち上がり、五条先輩に声を掛けて。)
「……昼。どうしますか?」
五条悟
「…ならさ、一緒に住んじゃう?」
(自分の手を掴んで寂しい、と呟く彼女の方を申し訳無さそうに見つめていたが─一緒に住めたら寂しくないのに、と何気ない調子で続けられた言葉に思わず声を掛けてしまった。出来るだけ冗談っぽい声を心掛けたが、普段通りに出来ていたか分からない。)
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