匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……良く言いますよ、五条先輩に怖いものなんてないでしょう。」
(─何せ"最強"らしいですからね、と馬鹿にするような響きを込めて笑った後ベンチから立ち上がって、随分鼓動の落ち着いてきたバイクの車体を撫でる。─1級呪物、"神風"。それがこのバイクに付けられた名称だった。労るように撫でれば、愛車"神風"は心地良さそうに─と言っても、一応心臓が埋め込まれているエンジン部分以外の大半は機械なので、感情など禄に分かったものではないが─低く唸るような駆動音を発する。その様子に一安心し、再びベンチへ戻って腰を下ろし。)
五条悟
「何でもいいよ。だって僕、最強だし!」
(沢山我儘を言うかもしれない、と笑う彼女に釣られて微笑み、いつもの決まり文句と共に親指を立てながら得意気に笑ってみせた。─本当に、彼女の為なら─何でも出来る気がする。と、そんなことを思っていると─飲み物を注いでくれるらしい。空になったコップを手渡し、「ありがと、彩莉菜。」と微笑んで礼を言い。)
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