匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……は?いえ、別に。」
(絵になる、などと口にする五条先輩をふん、と鼻で笑った。ココアを飲んでいる五条先輩から、丁度自分が中身を飲み切る寸前でそんなことを問い掛けられ、危うくコーヒーが気道に入りかけたが─ギリギリで堪え、何とか飲み切ってから─表情だけは普段通りにそう答える。「…中学の頃に、詩織─まあ、当時の彼女を乗せて走ってただけですよ。それ以外は家入先輩だとか、健人を時々乗せるくらいで…ほとんど一人ですけど。…それが何か?」答えた後、何故そんなことを聞くのか、と言う意味を込めて眉を顰め。)
五条悟
「……可愛いなあ。」
(もう少し居る、と自分が言った途端に、表情を明るくして─目に見えて嬉しそうになる彼女の様子を見ていると、あまりの愛おしさにそんな言葉が口から溢れた。先程のソファに戻って彼女が飲み物を注いでくれたコップを手に取り、中身を一口啜って。)
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