匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……お好きにどうぞ。」
(好きにしろ、と言った途端に抱き着いてくる五条先輩に─思わず溜息が漏れる。─だがまあ、自分が言ったことをやっぱり無し、と引っ込めるのも癪だ。仕方無しにそう言い放ち、作れと言われることを見越して─2つ突っ込んでいたパックご飯をレンジから取り出す。味噌汁と焼き魚、後は─卵焼きか。甘い卵焼きはあまり好きではないのだが、文句を垂れられるのも嫌なので─甘い卵焼きを作ってやった。リビングのテーブルに和食を並べ、箸を手に取って料理を口に運び。)
五条悟
「ん、いただきます。」
(彼女の顔を見つめていると、食べよう、と許可が出たので─一切れ切り分けて口に運ぶ。美味しさに頬が緩み、上機嫌に食べ進めていたが─感想を述べるのを忘れていたことを思い出し、「美味しいよ、ありがと。」と微笑んで。)
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