匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……ま、好きにすれば良いんじゃないですか?」
(─8、まで数えたところで五条先輩が起きた。無駄に純真な光を放つ瞳で─自分のことをじっ、と見つめてくる。その眼差しに気圧され、一瞬だけ目を逸らしたが─直ぐに普段通りの冷えた声でそう返答した。そう嘯く自分の口元にはふ、と少し嫌味っぽい笑みが浮かんでいて─「…反応してやるかどうかは俺の機嫌次第ですけどね。」と続けた後、鼻を鳴らしながら踵を返し、我が物顔でキッチンへと歩いていく。別に朝はパン、だとかの拘りは無いが─今日は食パンが見当たらなかったもので、パックご飯をレンジに叩き込んでいる間─適当に和食を作って。)
五条悟
「ありがと。…凄いね。」
(出来た、と声を掛けてくる彼女に釣られてソファを立ち上がり、ダイニングテーブルに向かう。皿に乗っているガトーショコラを見た途端、思わず感嘆の声が漏れた。食べても良いのか、と伺うように彼女の顔をじっと見つめて。)
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