匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……そーかよ。…そりゃどうも。」
(自分のメッシュと良く似た、透き通る水色の中に─同じ色の炎が静かに燃えているような様子で揺らめく六眼をまじまじと見ていると、ふと─綺麗だな、などと場違いな感想が浮かぶ。─男同士など論外だと思っていたが、ここまで想われて悪い気はしなかった。ふ、と鼻から息を吐き出して、脱力した手を何とか伸ばし─泣いた所為で赤くなっている目尻に、親指で軽く触れて微笑む。今思えば、あれは─五条先輩に向けるものとしては、最上級に穏やかで優しい笑顔だった。そんなことをしているうちにいよいよ眠気が限界を迎え、「……ねむ…」と小さく呟いた後、瞳を閉じて。)
五条悟
「だね。」
(彼女の言葉に頷き、改めて写真に目を落とす。─彼女の言う通り、写真に映る自分はとても楽しそうに笑っていた。笑う彼女の顔が酷く愛おしく思えて、思わず─ぎゅ、と抱き締める力を強くして。)
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