匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……う゛、」
(─普段と雰囲気が違う。酔いで上手く回らない頭でも何となくそれが感じ取れて、伸ばした手を反射的に途中で引っ込めた。ぼすん、と音を立てて身体がベッドの上に放り投げられる。柔らかな毛布とマットレスがほとんどの衝撃は吸収してくれたが、酔っていて受け身が取れず─背中に走る小さな衝撃に、思わず低く呻き声を上げた。背中を擦りながら眉を顰め、五条先輩の顔をじっと見上げる。「……あんた…どうしたん、だよ…きゅうに…」相変わらずぼやけた発音ではあったが、眼の前の五条先輩を威嚇するように─ジロリ、と睨んで声を上げ。)
五条悟
「ありがとー、待ってるねー。」
(キッチンへ向かう彼女の背中を見送り、またアルバムを手に取って捲る。先程のページから、自分が映っている─それも、どれもカメラ目線では無いもの。誰が撮ったのか、と少々不思議に思いながらも、口にはせずにぼんやりと眺めていて。)
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