匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……じゃあ、授業終わりに─と言ってもまあ、そろそろですけどね。」
(全員の了承を取った後、壁の掛け時計が指す時間に目を遣って─発しかけた言葉を一旦飲み込む。時計の針が定時を指したのを見計らい─デスクの上を適当に整え、椅子を引いて席を立った。「…俺は、七海を迎えに行くので…家入先輩、五条先輩のことは頼みました。」と言い残し、絡まれる前に職員室を後にする。─その背中に手を振って見送った家入は溜息を一つ、五条の方を振り返って「……五条…お前、相変わらず鮫島のこと好きなんだな。……七海に嫉妬とか大人気ねー。」と嘲るように笑って。)
五条悟
「ん。じゃあ硝子、頑張ってねー。」
(彼女の準備が終わったのを確認し、声に答えて立ち上がる。早く行ってこい、と言わんばかりに手を振ってくる家入に声を掛けると─家入は「…はいはい、じゃあな。」と適当な返事を返して大欠伸をした。その後は彼女の隣を陣取って高専を出て。)
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