匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「………俺相手に、勘違いも何も無いでしょう。補助監督の方への恋愛感情はありませんよ。」
(─報告書の提出にまで付いて回ってくる先輩に、疲れ果てたような溜息が漏れる。その子に勘違いさせたらどうするの、などと宣っているが、下らないことだ。自分には恋愛感情の無い相手に優しくしてやるなど、そんな器用な芸当はできない。補助監督にお詫びをするのも─男である以前に、人間として当然のことだ。そうこうしている内に、夜蛾の待つ学長室へと到着した。ノックをして足を踏み入れ、「失礼します、鮫島です。報告書の提出に来ました。」と声を掛けながら夜蛾に報告書を提出し。)
五条悟
「…お。」
(伊地知の運転する車に暫く揺られていたが、ふと携帯が新着メッセージを告げた。それを開いてみると、送り主は家入で─メッセージと共に、彼女の写真が添付されている。どうやら生徒達に問題を教えているらしいその様子に、思わず頬が緩んで。)
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