匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……以前、怪我をさせてしまった補助監督の方にですが。」
(図々しくも強請ってくる先輩をジロリ、と睨んで─通販サイトの画面を閉じる。─あの時は咄嗟に庇ったのだが、間に合わず─女性の顔に傷を負わせてしまった。家入先輩に治して貰いはしたがやはり、謝罪しなければ自分の気が治まらない。「…庇っていただいた時に、傷を負わせてしまったので。……女性の顔に傷を付けるなんて、男として最低ですから。」サイトを閉じた所為で可愛らしいラッピングは買い損ねたが、恐らく家に幾つか残っていた筈だ。携帯を閉じ、尻ポケットに戻した後は─作ったプリントのデータをプリンタに送信し、印刷されたそれを取りに行こうとして。)
五条悟
「…!ん、じゃあ頑張ってこようかなー。」
(嫌々ながら任務に向かおうとしていた時─彼女が近付いてきて、帰って来るのを待っている─と声を掛けてくれた。その途端、面倒臭いなあ、だの行きたくないなあ、だのと思っていた気持ちが一気に霧散し、打って変わって上機嫌な笑顔を浮かべながらひらひらと手を振り。)
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