匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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五条悟
「伊地知にねぇ。まぁ少しは迷惑掛けてるけどさ、そこまでじゃないって。寧ろ忙しくしている僕に甘ーい差し入れくれても良いよ?」
(あの頃の僕ならとんでもない回答をしたかもしれないが、今の僕はもう30手前の大人だ。それなりに落ち着いた考えを持ち合わせている。拍子抜けしたような旭に「まぁね。」と胸を張って。画面を覗いて訊ねると携帯を遠ざけながら伊地知にと言う。忙しくしている僕には差し入れなんかくれた事ないのに。伊地知に嫉妬を燃やす。渡している瞬間なんか見た時には伊地知に我儘言い上げてやる。内心そう思うも口にはせずにこにことして僕にと強請る。旭はと携帯を遠ざけていたものの別に何か頼んでいるのを目敏く見付けては遠ざけていた携帯の方に近寄り覗きながら「そのクッキーは?それも伊地知?」と訊ねて。)
胡桃沢彩莉菜
「五条くん、頑張ってね。帰ってくるの待ってる。」
(見るからに機嫌の悪くなった彼だが、了承した。伊地知は「ありがとうございます!車を回しますので五条さんも準備が出来ましたら来てください。」と言うと足早に去って行った。スマホを確認するともう午後だし今から向かえば帰ってくるのは定時後くらいだろうか。そうなれば今日はもう会えないだろうか。それは寂しい。帰ってくるまで待ってようかな。そう思えば、彼の方に近寄れば声を掛けて。)
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