匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「………嫌に決まってるでしょう、殴りますよ。」
(五条先輩の言葉を聞き、額にビキリ、と音を立てて青筋が浮かぶ。─家入先輩ならまだしも、五条先輩に肩を貸すなど何があっても御免だ。書類を束ねて今日の分と明日の分で淡々と仕分け、デスクの隅に追いやってから─何処となく、普段よりも圧を感じる五条先輩の目線の向かう先、眠る家入先輩の座る椅子を音を立てないよう静かに動かして─自分の反対側の肩へと逃がす。椅子を動かす際に少々不機嫌な声を上げたが、よっぽど寝不足だったのか─家入先輩は再び眠りに落ちた。椅子に腰掛けている所為で、五条先輩の顔を見上げる形となるがギロリ、と不機嫌な眼差しで先輩を睨みつけて。)
五条悟
「んー?アイスココア。」
(職員室から共有スペースに向かう道中─ずっとご機嫌なまま彼女に抱き着いていたが、振り返って尋ねてくる質問にはニコニコと笑顔で答える。彼女が飲み物を購入した後はそのまま引き摺るようにして─共有スペースのソファにぽすんと腰を下ろして。)
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